家の中のダニの種類まとめ!特徴や対策のヒントと対処方法を解説

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ダニみたいな虫がいるけどこれってダニ?
ヒョウヒダニって何?ダニにも種類ってあるの?

そんなこと思ったことはありませんか?

結論から言うと、ダニは目で見ることが難しいほど小さな生き物のためどの種類かを正確に見分けることは困難だと言えます。

とはいえ、特徴を知っておくことでダニの種類やダニ以外の虫なのか予想をすることはできます。

本記事では、日常生活で関わるダニの種類や特徴、ダニの生態などについて解説していきます。

この記事の内容
  • ダニの特徴
  • 関わりのあるダニの種類
  • ダニの被害と対策

ダニの種類や被害・特徴を知ることで、予防や対策をしやすくなります。

気になる人は、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、自分の家にダニがいるか調べるならダニ目視キットを使うのがおすすめですよ!

目次

ダニの生態と特徴

家の中にいるダニの種類に触れる前に、ダニの特徴や生態について触れておきましょう。

  • ダニは「クモ」や「サソリ」の仲間
  • 寿命は60日〜100日程度
  • 爆発的な繁殖力を持っている

ダニの足は8本あり、虫ではなく「クモ」や「サソリ」の仲間になります。

条件や種類により異なりますが60〜100日程度で寿命を迎え生存中に何度か産卵を繰り返し、条件が揃うと爆発的に繁殖し数を増やします。

好条件が揃うと1組のつがいが2ヶ月後には3000匹にもなるそうです。

油断しているとあっという間に数を増やし、思わぬ健康被害が起こる可能性があるので注意したいですね。

家に潜むダニの種類

『ダニ』といっても、世界には数十万を超えるダニの種類がいると言われています。

とはいえ、日常生活で関わりが深いのは数十種類ほどです。

特に関連が深いのは、以下の種類のダニです。

ヒョウヒダニ(チリダニ)

アレルギーの原因

コナダニ

食品などに発生

ツメダニ

人を刺しかゆみを与える

イエダニ

人を吸血しかゆみを与える

マダニ(屋外に生息)

感染症の原因

それぞれのダニの特徴について解説します。

ヒョウヒダニ(チリダニ)

大きさ0.2~0.4mm
繁殖場所 寝具(布団など)
カーペット・畳 など
エサフケ・アカ・ホコリ
カビ・食べかす など
被害 死骸・フンがアレルギーの原因
ツメダニが発生する

家の中のほとんどが「ヒョウヒダニ(チリダニ)」という種類のダニで、全体の8割ほどを占めます。

0.2〜0.4mmほどの大きさなので目で見て確認することは難しく、死骸やフンがアレルゲンとなりダニアレルギーの原因となるダニです。

「布団に入ると咳き込む」など、アレルギー反応がでる場合はヒョウヒダニによる被害の可能性があります。

「ツメダニ」のエサになるダニなので、繁殖するとツメダニによるかゆみ被害もでるので注意!

ダニアレルギーの症状に悩んでいる人は、ヒョウヒダニの対策をしていきましょう。

コナダニ

大きさ0.3~0.4mm
繁殖場所 畳・貯蔵食品 など
エサ食料品・カビ・わら など
被害食品や農作物の被害
ツメダニが発生する

シックハウス症候群の原因とも言われる

コナダニは、0.3〜0.4mmほどの大きさで乳白色・半透明なので目で見ることは困難だと言えます。

小麦粉・パン粉をはじめ、チョコレートなどのお菓子類や香辛料・貯蔵食品など広い範囲の食品をエサにします。

特に、多湿の環境になる夏場や開封した食品はコナダニ発生のリスクが高いので保存方法に気をつけましょう。

お好み焼き粉に発生したダニが原因でアナフィラキシーショックを起こした事例もあります。

また、ツメダニのエサになるので間接的なかゆみ被害が起こる可能性もあるので注意してください。

ツメダニ

引用:danitori.com
大きさ0.4~0.8mm
繁殖場所 寝具(布団など)
カーペット・畳 など
エサ小型のダニ・虫の体液
あまやって人を刺すこともある
被害刺されるとかゆみ

ツメダニは、0.4〜0.8mmほどの大きさがあり、先に紹介したダニと比べるとサイズは大きめ。

本来小さなダニや虫の体液をエサにしていますが間違えて人を刺すことがあり、刺された場合不快なかゆみ被害に襲われるので注意したいですね

また、ツメダニが発生するということは捕食対象であるヒョウヒダニも発生している可能性があります。

ツメダニ被害にあった場合、ヒョウヒダニによるアレルギー被害にも注意しましょう。

ダニ刺されで悩んでいる人は、以下の記事でツメダニの対処法を参考にしてください。

イエダニ

大きさ0.5~0.7mm : 吸血後 1.0mm以上
繁殖場所 ネズミ・野鳥に寄生
ネズミ・野鳥の巣

(本来は屋外に生息)
エサ動物の血液
被害吸血によるかゆみ

イエダニは、人を吸血してかゆみを与えるダニ。

大きさは0.5〜0.7mmほどですが、吸血後は1.0mm以上になるので見えることもあります。

名前から初めから家の中にいるダニと思われがちですが、本来は屋外に生息しネズミなどから吸血しています。

宿主と一緒に人の環境に入り込み、被害が出ることがイエダニ被害のパターンです。

イエダニ被害は宿主がいる限りなくなりません。他のダニと対処方法が異なるので気をつけましょう。

寒さに強く、冬でもダニ被害にあった場合はイエダニの可能性を疑ってみましょう!

マダニ

大きさ3~4mm : 吸血後 3~4倍
繁殖場所 山・草むらなど広く分布
エサ動物の血液
被害吸血被害
感染症の可能性

マダニは屋外に生息していますが、野外レジャーやペットなどにくっついて家の中に運ばれることがあります。

他のダニに比べるとサイズは大きめで、吸血すると10mm以上になるので目で確認できる大きさです。

マダニの怖いところは、ダニ媒介感染症を引き起こす可能性があることです。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの被害が毎年報告されているので、活動が活発になる春〜秋に草むらに入る場合は十分に注意してください。

もし噛まれた場合は、速やかに皮膚科を受診するようにしましょう。

厚生労働省のホームページに噛まれた場合の対処や対策があるので、参考にしてください。

参考厚生労働省のホームページ

その他のダニ

日常的に関わりやすいダニを紹介していきましたが、まだまだダニには多くの種類がいます。

もう何種類かあげておきましょう。

イエササラダニ

イエササラダニは、0.3mmほどの大きさで人を刺したりはしません。

ホコリやカビをエサとし、畳などで大量繁殖することもあります。

ツメダニのエサになるので、イエササラダニを捕食しに発生するツメダニのかゆみ被害にも注意しましょう。

ホコリダニ

ホコリダニは、0.2mmほどの大きさで肉眼ではほぼ見えません。

主には農作物などに加害しますが、室内塵からは「ナミホコリダニ」などが検出されるのでアレルギーの原因になる可能性もあります。

ニクダニ

体長は0.3~0.5mm程度、人を刺したりはしませんが貯蔵食品などに被害が起こることがあります。

15℃ほどの低温でも繁殖するので、結露などで発生したカビから大量発生することも。
冬場でも加湿しすぎるとニクダニが発生する可能性があります。

ワクモ・トリサシダニ

主に鳥類に寄生するダニで、人を刺し吸血することもあります。
野鳥以外にも、鶏舎のニワトリに寄生することも知られています。

刺されると激しいかゆみに襲われるので、巣立った鳥の巣が家の近くにあるなら早めに取り除くようにしましょう。

ヒゼンダニ

ヒゼンダニは、人の皮膚に寄生し疥癬(かいせん)症という皮膚病を引き起こします。

疥癬症は激しいかゆみがあり、人から人へ感染する恐れがあるので疑ったら皮膚科を受診しましょう。

タカラダニ

タカラダニは、5~7月ごろにコンクリートなどで見かける真っ赤なダニ。

成虫の体長は、1.0mmほどでダニとしては大きめでなので見たことある人はいるのではないでしょうか。

タカラダニは人を刺したりしませんが、体液が肌につくと皮疹を起こすことがあるので潰したりしないように注意しましょう。

ダニが起こす被害

ダニによる主な被害は以下の通り

  • かゆみ
  • アレルギー
  • 感染症

ダニ被害の症状は、しっかり抑えておく必要があります。

なぜなら、被害によってダニの種類が異なり対策する方法も変わってくるためです。

ここでは、代表的なダニの被害について説明していきます。

かゆみ被害

ツメダニイエダニ南京虫(トコジラミ)
被害箇所露出箇所服の中
皮膚の柔らかい血管付近
(お腹や内腿など)
露出箇所露出箇所
回数複数の刺し跡
広範囲
複数の刺し跡まとめて刺すことは
少ない
複数箇所
広範囲
かゆみの持続7日間ほど7~10日間ほど半日ほど7~14日間ほど
(1回目は無症状)
被害の時間帯夜間夜間日中~夜間夜間
家の中の虫刺され症状比較

ダニ以外にもかゆみを与える虫はいます、主な症状の比較は上記表を参考にしてください。

とはいえ、症状からどの虫による被害か予想はできても特性することは素人には難しいことです。

間違った対処をしないためにもかゆみが治らないなら皮膚科を受診するのが無難でしょう。

ダニ刺されの特徴と他の虫との違いは、以下の記事を参考にしてください。

アレルギー被害

ダニが大量発生すると、アレルギー症状を引き起こすことがあります。

ダニアレルギーの主な症状
アレルギー性鼻炎

鼻水・鼻詰まり・くしゃみなど

喘息

咳・呼吸困難など

アトピー性皮膚炎

かゆみ・湿疹など

アレルギーせい結膜炎

目のかゆみ・充血など

花粉症のような季節的なアレルギーと異なり、ダニアレルギーは通年症状が現れます。

季節や時期に関係なく、一年中症状があるならダニアレルギーかもしれません。

感染症

ダニ被害は、かゆみやアレルギーだけでなく感染症を引き起こすことがあります。

特に、マダニに噛まれるとダニ媒介感染症を引き起こすことがあるのでとても危険です。

ダニ媒介感染症
  • 日本紅斑熱
  • ライム病
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

SFTSの感染は、毎年報告が上がり、重症化すると死に至る場合もあります。

マダニに関しては厚生労働省でも注意喚起してるので、噛まれた場合の対処や対策は厚生労働省のホームページを参考にしてください。

ダニの侵入経路

ダニのいない家はないと言われますが、どこから侵入してくるのか気になりますね。

ダニの主な侵入経路は以下のとおりです。

  • 人やペットにくっついてくる
  • 物について運ばれる
  • ホコリやチリに紛れて入り込む

例えば、外出先で座ったソファーや椅子から人にくっついて家に持ち込まれたり、買ってきたモノについていたりします。

小さく空気のように軽いダニは、ホコリやチリと一緒に家の中に侵入してくることもあります。

ホコリのない家はありませんね、それと同じでダニのいない家もないということです。

ダニ対策は「ダニ被害にあわないように数を減らす」ことを意識して継続的に行うことが重要です!

ダニの繁殖条件と生息場所

ダニは条件さえ整えば、爆発的に繁殖して数を増やすので注意してください。

ここでは、ダニの繁殖条件や生息場所について解説します。

ダニの繁殖条件

ダニの繁殖条件
  • 高温多湿(20~30℃・60〜80%)
  • エサがある
  • 住処がある

高温多湿・エサが豊富にある場所では、ダニは活発に活動をします。

寝汗と体温で高温多湿になりやすい布団・食べこぼしの多いカーペット・湿気がこもりやすい押し入れなどは特に注意しましょう。

ダニの繁殖条件に関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

ダニの生息場所

ダニの種類主な生息場所
ヒョウヒダニダニ布団・カーペット・畳 ・ぬいぐるみ・枕・ソファー など
コナダニ畳・貯蔵食品(小麦粉など)・薬品 など
ツメダニ布団・カーペット・畳 など
(チリダニがいる場所は注意)
イエダニネズミ・野鳥に寄生、巣からも繁殖
(本来は屋外に生息しています。)

ダニが繁殖する条件が揃いやすい、布団やカーペットなどに多く生息しています。

特に布団は体温で高温多湿になりやすくエサもあるので大量発生するリスクが高いです。

その他、ダニのエサがある場所(食品貯蔵庫や畳など)はダニが住みやすい環境なので対策をしていきましょう。

家にダニがいるか調べる方法

「ダニが本当にいるのか知りたい。」「ダニを見てみたい。」とういう人には、『ダニ目視キット』という商品を試してみるのがおすすめです。

ダニ目視キットは、ダニの好きな匂いで引き寄せて付属のルーペで拡大してダニを観察することができます。

小さく目で見ることが困難なダニの観察は、集めてから拡大して観察することが1番です。

特定の場所のダニ汚染状況を知るのも役に立つのでおすすめです!

日革研究所 ダニ目視キット(誘引剤1個、マイクロレンズ付き) アプリ対応

『ダニ目視キット』の体験レビューもしているので、以下の記事も参考にしてください。

ダニ対策の基本手順

家にダニがいた場合、今被害がでていなくても対策する必要があります。

なぜなら、ダニの繁殖力は驚異的で数が増えるとさまざまな健康被害が起こるからです。

ダニ対策の手順は以下がおすすめ。

  • ダニを退治
  • アレルゲンを除去
  • 繁殖を予防

それぞれ解説します。

まずはダニ退治

ダニ対策をするなら、まずは生きているダニを退治しましょう。

なぜなら、生きているダニがいる限り繁殖しアレルゲンも無くならないため。

ダニは『熱』『乾燥』に弱いので、布団乾燥機やコインランドリーの高温乾燥を利用することで退治することができます。

また、殺虫成分を含むスプレーなどを利用する方法も手っ取り早く退治することができますよ・

アレルゲンを除去しよう

ダニを退治した後は、死骸やフンといったアレルゲンを除去しましょう。

アレルゲンの除去には、掃除や洗濯が有効です。

生きているダニは繊維にしがみつき掃除や洗濯では退治できませんが、アレルゲンの除去には大変効果的ですよ!

掃除や洗濯をこまめに行い清潔を保つことで、ダニの繁殖予防にもなるので定期的に行うようにしましょう。

ダニの再繁殖を予防する

最後に、ダニが再び繁殖しないようにしっかり予防します。

ダニ予防はダニが繁殖しづらい環境づくりが重要、こまめな掃除や換気を行い高温多湿・ダニのエサがない環境を作っていきましょう。

とはいえ、「仕事が忙しくて掃除をする時間がない。」という人は、ダニ取りシートがおすすめ。

置くだけでダニを捕獲できるので、手間のかからず時短できるダニ対策アイテムです。

おすすめダニ対策アイテム

【ダニ捕りロボ】 は、置くだけでダニを引き寄せシート内に閉じ込めます。

捕獲したダニの水分を奪うことで乾燥させ、確実にダニを退治できるので内部で繁殖することもなくアレルゲンも閉じ込め逃しません。

捕獲したダニを確実に退治したい人や手間のかからないダニ対策をしたい人におすすめです。

【ミクロガード】 は、ダニが入り込む隙間がないほど高密度に生地を織り込んだ防ダニシーツ。

ダニやハウスダストを遮断し、プレミアムシリーズならさらに微小なダニの死骸やフンもブロックしてくれます。

速乾性があり時短できるので、時間がかからないダニ対策をしたい人やアレルギーに悩んでいる人におすすめの防ダニシーツです。

まとめ

本記事のまとめ
  • 日常生活で関わるダニにも種類があり特徴や被害が異なる
  • ダニのいない家はない
  • 「高温多湿」「エサ」「住処」の条件を好み爆発的に繁殖する
  • ダニ対策は『退治』→『除去』→『予防』の手順で行う

私たちが日常的に関わりやすいダニには種類があり、それぞれ特徴や被害が違います。

ダニは1mm以下の極小サイズで、目で見ることは困難。

本当にダニがいるのかどうかしらばるなら、『ダニ目視キット』を使うのがいいでしょう。

また、ダニ対策を行うなら 『退治』⇨『除去』⇨『予防』の手順で対策しましょう。

ダニ捕りロボを使えば、ダニ対策の手順を一度で行えるので時間のない人や簡単なダニ対策を探している人にはおすすめの商品なので参考にしてみてください。

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