【画像あり】チリダニとは? 大きさや特徴と家庭での対策方法を紹介

【当サイトではアフェリエイト広告を利用しています】

ダニアレルギーの原因になるダニを知りたい
チリダニの対悪方法がわからない
アレルギー被害に悩んでいる

そんな悩みはありませんか?

家の中に潜むダニの8割ほどを占めるのは、チリダニ(ヒョウヒダニ)という種類のダニ。

チリダニ対策を行うことが、ダニ対策を行うといっても過言ではありません。

私の子供はダニアレルギーがあり、さまざまなダニ対策を実践してきました。

本記事では、そんな私がチリダニの特徴や対策方法について解説していきます。

本記事の内容
  • チリダニの特徴
  • チリダニの被害
  • ダニ対策の手順

ダニアレルギーに悩んで対策をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ダニ対策をする前に本当にダニがいるか調べるなら「ダニ目視キット」を試してみましょう!

目次

チリダニとは?特徴や生息場所

チリダニの特徴

(引用:名古屋市
大きさ0.2~0.4mm
エサフケ・アカ、カビ、ホコリ、食べカスなど
生息場所布団・ベッド、カーペット、畳など
被害死骸・フンがアレルギーの原因
ツメダニ発生の原因
チリダニの特徴

チリダニ(ヒョウヒダニ)は、ダニアレルギーの原因になる代表的なダニです。

ダニアレルギーに悩んでいるなら、チリダニ対策は必須になります。

ここでは、家の中で最も発見される「チリダニ」の特徴などを解説します。

チリダニ以外のダニについては以下の記事を参考にしてください。

チリダニの大きさ

ダニ目視キット 画像

チリダニの大きさは0.4mmほどで肉眼で確認が難しいほど極小サイズ、普段は布団の奥などに身を潜めているので目で見ることは困難だと言えます。

「ダニ目視キット」で確認しましたが拡大しないとホコリと区別がつきませんでした。

そのため、繁殖していることに気づかず被害にあってからダニの存在を認識することも珍しくありません。

ダニが本当にいるのか確かめたい人やダニを見てみたいという人は、「ダニ目視キット」を試してみるのがおすすめです。

日革研究所 ダニ目視キット(誘引剤1個、マイクロレンズ付き) アプリ対応

チリダニの生息場所

チリダニは、高温多湿・エサのある環境を好みます。

チリダニの繁殖条件
  • 気温:20〜30℃
  • 湿度:60〜80%
  • エサがある:フケ・アカ・ホコリなど
  • 産卵できる:布団・カーペット・ぬいぐるみなど

寝具類は、体温と寝汗で「高温多湿」になり代謝より落ちる皮脂などが「エサ」になります。

チリダニが好む環境が揃いやすいので、1年中繁殖しやすい場所です。

リビングのカーペット・畳など人が長い時間くつろぐ場所や触れることが多い場所はダニが生息しやすくなります。

チリダニの繁殖力は驚異的で条件さえ揃えば、3ヶ月で500倍にまで数を増やすそうです。

ダニの繁殖力はとても強く、たったの156匹のダニがわずか3ヶ月で約8万匹まで増えます。つまり条件さえ揃えばダニは3ヶ月で500倍にまで増加してしまうのです。

引用元:danitori.com

一般的には、温度・湿度が上がりやすい『梅雨〜夏』に繁殖しやすく、秋に寿命を迎えたダニの死骸などがアレルゲンとなりアレルギー被害が増加します。

時期によってダニの被害も変わってくるので、季節に合った対策が必要になりますね。

チリダニ被害

チリダニ自体は人を刺すことはありませんが、数が増えると以下のような被害を引き起こします。

アレルギー被害

死骸・フンなどがアレルゲンとなる

ツメダニの発生

チリダニはツメダニのエサになる

チリダニはアレルギーの原因

引用元:日革研究所

チリダニの被害で注意したいのが、ダニアレルギーの原因になるということです。

といっても、チリダニ自体ではなく死骸やフンといったダニアレルゲンが原因になります。

ダニが原因のアレルギー例
  • アレルギー性結膜炎:目のかゆみ・充血 など
  • アレルギー性鼻炎 :鼻水・鼻詰まり など
  • アレルギー性皮膚炎:肌のかゆみ・湿疹 など
  • 気管支喘息    :咳・呼吸苦 など

ダニアレルギーは通年性のアレルギーなので、1年中症状がでるため継続的に対策を行うことが重要です。

とはいえ、ダニの数をゼロにすることは難しいので被害がでる数まで繁殖させないようにしましょう。

WHO(世界保健機関)は、以下のダニアレルゲン汚染基準を定めています。

  • 室内塵1gあたり2μg(ダニ100匹相当):感作の危険
  • 室内塵1gあたり10μg(ダニ500匹相当):発作の危険

ダニアレルギーの症状がひどい場合は病院へ行き適切な検査や治療を行ってもらいましょう!

チリダニを捕食しにツメダニが発生

チリダニが繁殖すると、それを捕食するために人を刺す「ツメダニ」を引き寄せます。

「ツメダニ」に刺されると、激しいかゆみが現れ痛みや腫れなどの症状も出るので注意が必要です。

ツメダニ被害に遭わないためにもチリダニを繁殖させないことが大切です。

ダニ刺されで悩んでいる人は、ツメダニに関しての記事を参考にしてください。

チリダニ対策3STEP

チリダニ対策3STEP
  • ダニを退治する
  • アレルゲンを除去する
  • 再繁殖を予防する

チリダニ被害を防ぐためには、日頃からの対策が重要です。

ここでは、ダニ対策の方法を3STEPでご紹介していきます。

ダニを退治する

ダニ退治には、弱点である「熱」「乾燥」「薬剤」が有効です。

布団のようにピンポイントのダニ対策なら、「布団乾燥機」や「コインランドリー」で高温乾燥をすることでチリダニを退治することが可能です。

ダニは高温に弱く50℃以上を30分程度・60℃以上なら一瞬で死滅すると言われています。

また、殺虫成分が含まれる薬剤を使用することでダニ駆除ができます。

大量発生しているなら、殺虫剤で一気に駆除した方が効率的な場合もあります。

たくさんの種類があるので、自分に合った物を選ぶようにしましょう。

アレルゲン除去

ダニを退治しても死骸やフンが残るので、ダニアレルゲンを除去を忘れずに行いましょう。

アレルゲン除去には、「掃除機がけ」や「洗濯」が有効です。

特にフンは水溶性なので洗濯だけでほぼ除去可能、丸洗いできるものは洗濯をするのが手っ取り早い方法です。

生きているダニは難しいですが、アレルゲンなら掃除や洗濯で除去することができます。

また、布団など自分で洗うのが難しい場合は、クリーニングなどを利用するのいい方法です。

宅配クリーニングを利用すれば、自宅まで集荷に気にてくれるので時間がない人でも手軽にできるのでおすすめです。

\ 自宅まで集荷に来てくれる宅配クリーニング /

ダニの再繁殖予防

ダニ対策の最後には、予防を行い再繁殖しないように環境を整えていきましょう。

予防のポイント
  • 高温多湿の環境を作らない
  • 定期的な掃除でエサをなくす
  • ダニ取りシートを設置する

高温多湿の環境を作らない

ダニは「高温多湿」の閑居を好むため、湿度調整を行いダニ予防をしていきます。

  • 窓を上げて換気
  • 除湿機やエアコンを使用
  • 除湿剤を設置
  • 天日干しなどで乾燥 など

室内の換気や除湿機・エアコンのドライ機能を使って、湿度調整を行いましょう。

押し入れやタンスのような空気の循環がない場所は、除湿剤を設置することも重要です。

また、布団の場合は除湿シートを敷くとダニだけでなくカビ予防にもつながるので便利です。

\ 寝汗を吸収して布団を清潔にする /

掃除をしてエサを減らす

チリダニは人のフケ・アカやホコリなどをエサにしているので、定期的に掃除を行い部屋全体を清潔に保つことが大切です。

そもそもハウスダストはアレルギーの原因になるので、掃除をすることはダニ対策と同時にその他のアレルギー対策にも繋がります。

徹底的な掃除でなくても、掃除機やコロコロを使って定期的な掃除を行なっていきましょう。

ダニ取りシートを使用する

ダニ取りシートは、置くだけでダニを捕獲してくれるダニ対策アイテムです。

ダニを捕獲し逃さないため、アレルゲンも閉じ込める優れもの。

即効性がないデメリットはありますが、手間がかからないので時間のない人には助かるアイテムですね。

とはいえ、種類がたくさんあるので選び方のポイントを押さえて自分に合ったものを選ぶようにしてください。

【場所別】チリダニ対策

チリダニ被害を防ぐためには、数を増やさないことが重要です。
日頃から、対策をして繁殖させないようにしましょう!

ダニの基本対策は、以下の手順がおすすめです。

ここでは、場所別にチリダニの対策方法を解説していきます。

布団の対策は重点的に

布団は、寝汗と体温で高温多湿の環境になりやすく、ダニのエサも豊富にあるため特に注意。

よくある勘違いですが、洗濯や天日干しだけではダニを直接退治することはできません。

ダニは「高温」「乾燥」が弱点なので、布団のダニ退治はコインランドリーがおすすめ。

コインランドリーなら、80℃程のかなりの高温を出すことができます。

ダニは50℃以上の熱を数十分、60℃以上ならほぼ一瞬で死滅します。

乾燥の後は、洗濯や掃除機でしっかりダニアレルゲンを除去しましょう。

布団のダニ対策の方法は以下の記事で詳しく解説しています。

ソファーの対策:布製は注意

人がくつろぐソファーは、食べかすなど意外と汚れやすい場所です。
長い時間座っていると、湿気もこもりやすいので注意しましょう。

特に、布製のソファーは要注意。
カバーなど外せるものはこまめに洗濯を行い、掃除機やコロコロでゴミを取り除くことが大切です。

革製のソファーは、素材を傷めないよう「拭き掃除」や「レザー用のブラシ」で対応しましょう。

熱駆除をするなら、スチームクリーナーやスチームアイロンで対応します。
熱に弱い素材もあるので、使用前に必ず確認しましょう。

丸洗いが難しいソファーのダニ駆除には、駆除用スプレーを使うのが簡単でおすすめ。
革製のソファーの場合は、素材によっては使えないので注意書きをしっかり読んで使用してください。

カーペット・絨毯の対策

カーペットや絨毯は、床との間に湿気がこもりやすく食べかすなどゴミも落ちやすいのでダニの温床になりがち。

手軽に退治するなら、ダニ駆除スプレーがおすすめ。
退治の後は、死骸が残るので掃除機をかけることを忘れないでください。

その他、熱駆除ならやはりスチームクリーナーなどで対応できます。

カーペットのダニ対策は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

押し入れの対策

押し入れは湿気がこもりやすく、風通しも悪いのでホコリが溜まりやすい場所。
ダニの繁殖条件が揃いやすいので注意しましょう。

すのこなどを敷いて空間を作っておけば、全体に風が通り湿気を乾燥させてくれます。

布団をしまいっぱなしにしておくと、ダニが繁殖したりカビが発生したりするので1ヶ月に1回は干しておきたいですね。

畳の対策

畳も湿気がこもりやすく、ダニが繁殖しやすい場所です。
特に、畳の上にカーペットなどを敷いている場合は要注意。

畳のダニ対策は、畳専用の殺虫スプレーがあるので便利です。

created by Rinker
¥1,338 (2024/07/27 00:56:05時点 楽天市場調べ-詳細)

まとめ

本記事のまとめ
  • チリダニはアレルギーの原因になる
  • チリダニが繁殖するとツメダニを引き寄せる
  • チリダニは極小サイズで目で確認は難しい
  • ダニ対策においてチリダニ対策は特に重要
  • ダ『退治』『除去』『予防』がダニ対策の基本手順

チリダニはどの家庭にも必ずいると言って良いでしょう。

とはいえ、チリダニを完全に『0』にするのは難しく、いかに数を増やさないかが大切です。

数が増えるとアレルギーやツメダニをひきよせるので、しっかり対策を行い被害にあわないようにしていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次