ダニの繁殖条件は高温多湿・エサ・住処!止めなきゃヤバい繁殖力と予防法

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この記事の内容
  • ダニの繁殖条件
  • 季節により違うダニ被害
  • ダニの繁殖力
  • 家の中でダニが生息しやすい場所
  • ダニの予防方法

よく梅雨時期はダニが繁殖しやすいって話を聞きますね。
目に目ないダニは、知らない間に数が増え被害にあることもあります。

ダニは生涯に100個近くの卵を産むので、繁殖力は驚異的。
条件さえ整えば、あっという間に繁殖していきます。

「ダニの繁殖条件ってどんなの?」
「ダニの繁殖力ってどのくらい?」
「ダニの繁殖を予防する方法ってないの?」

そんなことに悩みませんか?

そこで今回は、ダニの繁殖しやすい条件について解説します。

この記事を読めば、ダニの繁殖条件がわかるのでダニが増えない環境づくりができ被害を抑えることができますよ。

結論からいうと、『温度』『湿度』『エサ』『住処』がダニの繁殖に大きく関わってきます。

ダニのいない家はありません、ダニ被害が起こらない数に減らすことが重要です。

記事の最後には、ダニの繁殖を予防する方法も紹介するので気になる人は最後まで読んでみてください。

目次

ダニの繁殖条件とは?

ダニが繁殖しやすい条件は以下の通り

  • 温度:20℃~30℃
  • 湿度:60%~80%
  • エサがある
  • 住処がある

温度と湿度で言えば、梅雨時期〜夏場にかけてがちょうどこのくらい。
これが、梅雨時期はダニが繁殖しやすいといわれる所以です。

それぞれもう少し詳しく解説します。

温度:20℃~30℃

ダニの繁殖に適した温度は、25℃前後とされています。

先の動画からもわかるように、20~30℃以外のだとダニの活動が鈍くなったり、繁殖が抑制されたりします。

「なら、寒い冬ならダニは繁殖しないの?」そう思うかもしれませんが、25℃前後の温度は人も快適と感じるため室内はこの温度に保たれやすいです。

そのため冬でも油断は禁物、ダニ対策は1年を通して行うべきです。

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湿度:60%~80%

ダニが繁殖しやすい湿度は、60%~80%になります。

梅雨は雨が降りやすく湿度は高くなりがち。
そのため、梅雨〜夏場にかけてはダニが繁殖しやすい季節になります。

ダニは乾燥に弱く、40%以下の環境では活動が鈍ります。
湿度管理はダニの繁殖予防に効果的と言えますね。

室内でも湿気がこもりやすい場所は季節をとわず繁殖しやすいです。

特に布団は体温と寝汗で高温多湿の環境になりやすいので、特に注意しましょう。

エサがある

ダニも生き物なので、食べ物がなければ生きていけません。

室内に多く存在する『チリダニ』の餌となるのは、フケ・アカ・髪の毛・ホコリなどです。

私たちが普通に生活していれば、自然とダニのエサを提供していることになります。

人が生活してればダニのエサを提供しています。
ダニはどこにでもいるわけはこれです!

掃除をしてこまめにダニのエサを取り除くことで、ダニの繁殖を押されることになります。

住処がある

ダニは家の中のいたるところに生息していますが、特に潜り込め隠れらやすい場所を好みます。

布団・カーペット・じゅうたん・ぬいぐるみなどが一般的ですね。
これら以外にも高温多湿でエサのある場所は生息しやすくなります。

食品に繁殖することもあるので、小麦粉のような貯蔵食品の保存方法にも注意しましょう。

>> 【要注意】小麦粉に潜むダニは危険!?加熱して食べれば平気なの?正しい保管方法を解説

ダニの繁殖力は驚異的

ダニは条件さえ揃ってしまえば、爆発的に繁殖します。

好条件が重なると、たった1組のつがいが2ヵ月で約3,000匹にも! 産み付けられた卵は1ヵ月ほどで成虫となり、次々に繁殖をしていきます。

引用元:アース製薬

アース製薬によれば、1組のつがいが2ヶ月で約3000匹になるとのこと。

ダニの寿命は2〜3ヶ月と短いですが、成虫のメスは毎日卵を産み生涯で100個以上の卵を産みます。
全く対策しないでいると、あっという間に数が増えることが想像できますね。

ちなみに、ダニは生涯に500個ほどフンをします。

10匹なら10倍のアレルゲンを撒き散らすことになるので、ダニの生息しやすい場所はダニアレルギーのリスクが高いと言えますね。

ダニ被害は季節によって変わる

ダニは、【高温多湿】【エサがある】【住処がある】という条件で繁殖しやすくなります。

図からもわかるように、高温多湿になりやすい梅雨時期〜夏場にかけてダニが繁殖し数を増やしていきます。

チリダニが繁殖すると、それをエサにするツメダニも増えます。
夏になるとダニに刺される被害が増えるようになるのはそのためです。

チリダニは刺しませんが、ツメダニは人を刺しかゆみを与えます。

その後、秋口にはアレルギー被害が増えるようになります。

なぜなら、繁殖したダニが寿命を迎え死骸といったアレルゲンの量が増えるため

このように、季節によってダニから受ける被害に違いがあります。
ダニ対策は退治だけでなく、アレルゲンの除去も必要になることを覚えておきましょう。

ダニが繁殖しやすい場所はどこ?

これまで、ダニの繁殖条件や季節によるダニ被害の違いを説明しました。

とはいえ、ダニは目に見えないため知らない間に繁殖して「ダニ刺され」や「ダニアレルギー」に悩まされることも。

特定の場所だけを対策しても、他の場所で繁殖したダニが移動して再び繁殖することもあります。

ここでは、家の中でダニが繁殖しやすい場所を紹介します。

寝具(布団など)

布団は、人の体温と寝汗で高温多湿になりやすくダニが繁殖しやすい場所。
フケ・アカといったエサも多く、繊維の奥に隠れられるのもダニが多い理由の一つです。

梅雨時期はもちろん、冬でもダニの繁殖条件が整いやすいので特に注意が必要です。

ダニを退治するには、50℃以上の高温を当てるのが有効。
布団乾燥機やコインランドリーを利用するのが効果的です。

布団のダニ対策は以下の記事で詳しく解説しています。

>> 布団のダニを駆除する3つの方法!ダニがいる理由と予防法も解説

じゅうたん・カーペット

じゅうたんやカーペットは、リビングのような家族が共有するスペースに置かれることが多いです。

そのため、滞在時間が長くなることや食べカス・食べこぼしが蓄積。
エサがたくさんあるので、ダニにとっても居心地のいい場所になります。

寝具同様、繊維の奥に隠れられるので掃除機で吸い取ることも難しくなります。

ダニ駆除用スプレーか、安全面を気にするならダニ取りシートによる対策がおすすめです。

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繊維の密集した畳は、ダニが隠れるために最適です。
表面のダニは比較的少ないのですが、内部では大量に繁殖している可能性も。

内部で繁殖していると、普通の対策ではなかなか退治できません。
畳用のダニ駆除剤があるのでこちらを利用するのがおすすめです。

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ソファー

ソファーでくつろぎTVを見る、よく見る光景ですね。
人が長くいる場所は、ダニのエサも多くなるので注意。

特に布製のソファーの場合、ダニが隠れることもできるので思った以上に繁殖していることもあります。

丸洗いの難しい大型の家具には、ダニを引き寄せ捕獲するダニ取りシートがおすすめ。

また、防ダニシーツを使えば定期的に洗濯もでき、ダニ対策になりますよ!

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押し入れ

「押し入れは湿気がこもりやすい…」そんな話を聞いたことありませんか?

開閉が少ない押し入れやクローゼットは、通気性が悪く湿気がこもりやすくなります。

中身を出して掃除することも少ないのでホコリが溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい環境になりやすいです。

乾燥剤を一緒に保管しておくと湿気対策になります。
消臭効果のあるものなら、嫌なニオイの対策にもなりますよ!

ダニの繁殖予防方法

ダニが繁殖する条件は、【高温多湿】【エサがある】【住処がある】と説明しました。

これを踏まえて、ダニの予防方法を紹介します。

エサを減らす

ダニの繁殖予防には、ダニのエサであるフケ・アカ・ホコリなどを取り除くことが重要です。

なぜなら、エサを減らすことでダニの繁殖を予防できるため。

ダニが繁殖しやすい場所を中心に、掃除機がけをしてダニのエサを減らしましょう。

残念ながら生きているダニを吸い取ることは難しいのですが、ダニのエサと一緒にアレルゲンも吸い取り除去可能。

布団に掃除機をかけることに抵抗があるなら、布団クリーナーや粘着クリーナー(コロコロ)を利用するのがいいですね。

湿度を管理

ダニ予防には、室内の湿度を管理することも重要。
湿度管理は比較的やりやすいので、是非とも実践しましょう。

雨の日以外はこまめな換気を、エアコンの除湿機能や乾燥剤を使うことでも対処できますよ!

乾燥機をかける

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ダニは50℃以上の高温で対峙することができます。
布団乾燥機やコインランドリーを定期的にかけてダニ退治をすることでダニ予防につながります。

また、乾燥させることでこもった湿気も取り除けるのでダニの繁殖を押される効果もあります。

乾燥機をかけた後は、アレルゲンを除去するため掃除機がけや洗濯を忘れないようにしてください。

>> 【厳選】ダニ退治でおすすめな布団乾燥機4選!人気12台と比較した結果と選ぶポイント解説

ダニ取りシートを使う

ダニ取りシートを使うのもおすすめの方法です。

安全性も高いものがほとんどで、子供や赤ちゃんのいる家庭には特におすすめ。
また、乾燥機にかけられないソファーの対策でも活躍しれくれます。

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おすすめなのが、【ダニ捕りロボ】です。

捕獲したダニ100%増殖することなく退治されるので、シート内で繁殖する可能性もありません。
効果が実感しやすい商品だと思います。

ダニ捕りロボの詳しいレビューは以下の記事で紹介しています。

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その他の方法

その他、ダニ退治のために有効なのがダニ駆除剤を使用すること。

部屋全体のダニ退治には、以下の商品があります。
設置に手間はありますが、煙が行き届いた場所のダニ退治が可能。

【第2類医薬品】アースレッドW 30‐40畳用 50g

また、ピンポイントのダニ対策ならスプレータイプもおすすめ。
コストも手頃で、比較的簡単にダニ退治ができます。

【防除用医薬部外品】大日本除虫菊 ダニがいなくなるスプレー 300ml

とはいえ、薬剤によるダニ駆除は殺虫成分を使用しているので安全面で不安が残ります。

ダニが大量発生して困っているなら、安全面を考慮してダニの専門業者に相談するのもいいかもしれませんね。

まとめ

ダニが繁殖しやすい条件は

  • 高温多湿(温度20~30℃・湿度60%~80%
  • エサがある
  • 住処がある

この条件が揃うと爆発的に繁殖、3ヶ月で500倍もの数になると言われています。
ダニの繁殖力の強さがわかりますね。

家の中でも、湿気がこもりやすい場所はダニが生息しやすいのでダニの繁殖予防をしっかり行いましょう。

ダニ予防の方法は以下

  • 最低1週間に一度は掃除をする
  • こまめに換気をして、湿度を管理
  • 乾燥機の高温を使って退治
  • ダニ取りシートを使う
  • その他、薬剤を使う

要は、ダニの繁殖条件を揃えないようにしよう。ということ。

ダニが繁殖してしまった時の対策も大切ですが、ダニが繁殖する前に対策をしてダニの数を増やさないことが重要です。

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