「ダニ退治に便利なおすすめの布団乾燥機は?」
「布団乾燥機ってどうやって選べばいいの?」
「布団乾燥機のメリットやデメリットを知りたい。」
そんな悩みはありませんか?
布団乾燥機は、布団にこもった湿気を乾燥させダニやカビの繁殖予防になるほか、いつでも天日干しの後のような気持ちの良い寝心地を与えてくれます。
さまざまな用途があり、一家に一台あると便利な家電です。
とはいえ、機種によってさまざまな機能があるのでどれを選んで良いか迷ってしまいますね。
本記事では、ネットで人気の布団乾燥機を調査しダニ退治におすすめの布団乾燥機を紹介します。
選び方のポイントや、メリット・デメリットも併せて紹介するので自分の環境に布団乾燥機が必要かどうか判断する手助けになるのでぜひ参考にしてください。
布団乾燥機の選び方
布団乾燥機といっても、商品によって機能もさまざま。
選ぶ時には以下のポイントを押さえておきましょう。
- 布団乾燥機の種類で選ぶ
- 対応している布団のサイズ・素材を確認
- より便利に使える『付加機能』もチェック
それぞれ解説します。
布団乾燥機の種類で選ぶ
布団乾燥機の乾燥方式は大きくわけると、『ノズル式』と『マット式』の2種類にわけられます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ノズル式 | セットが簡単 組み立て不要 コンパクトで収納に幅をとらない | 布団全体を暖めづらい ホースが破損しやすい |
マット式 | 全体的に温め乾燥にムラが少ない 高温を直接布団に当てずに布団が傷みずらい | セットや組み立てに手間がかかる マットの収納がかさばりやすい |
『ノズル式』は、ノズルの先から温風を送り布団を乾燥させます。
『マット式』は、付属のマットをセットし接する場所をあたため乾燥させるタイプです。
手軽に乾燥したいならノズル式
ノズル式の布団乾燥機は、セットや片付けの手間が少なく手軽に使用できるのが魅力です。
サイズもコンパクトなので、高頻度で使う方には特におすすめ。
とはいえ、ノズルの先から温風がでるので布団全体を均一に温めることには不向きです。
温度ムラがあると、低い方へダニは逃げるのでダニ対策には多少不安が残りますね。
ダニ対策に効果的なマット式
マット式の布団乾燥機は、布団の間にマットを広げて挟み温風を出して乾燥させるタイプです。
布団の端までムラなく乾燥でき、全体を均一に温めるのでダニ退治には効果的な布団乾燥機。
直接温風を当てないので、布団を傷めづらいメリットがあります。
一方、マットをセットする作業や、マットの収納がはっきり言って手間です。
また、マットが汚れたりカビが生えたりするので、マットの手入れが必要になります。
対応している布団のサイズ・素材をチェック
布団乾燥機には、対応しているサイズがあるのでしっかり確認しましょう。
なぜなら、対応サイズより大きい布団だと効率よく温められないため。
特に、マット式の場合布団の方が大きいと全体を温めるメリットが薄れてしまいす。
効率よく布団を温めるためにも、対応のサイズはしっかりチェックしてください。
ノズル式の場合は、ノズルの長さに注目しましょう。
ノズルが短くて届かないと、効率よく乾燥させることができません。
ベッドで使う場合は、最低でも1m以上は欲しいところです。
一般的な布団サイズの目安は以下の通りです。
敷布団 | 掛け布団 | |
---|---|---|
ベビー布団 | 70×120 75×130 | 95×120 105×130 |
シングル | 100×210 | 150×210 |
セミダブル | 120×210 | 170×210 |
ダブル | 140×210 | 190×210 |
クイーン | 160×210 | 210×210 |
キング | 180×210 | 230×210 |
より便利に使うために付加機能も確認
布団乾燥機には、さまざまな機能があります。
より便利に使うためにも、自分にあった機能ががあるか確認しておきましょう。
特にダニ退治を目的とするなら、『ダニ退治機能』があるかどうかは重要なポイントです。
その他主要な機能は以下の通り、自分に合った機能があるかどうかはしっかり確認しておきましょう。
ダニ退治機能 | ダニ退治に効果的な機能。 50℃以上の温風を長時間あてられる(時間は商品よって異なる) |
あたため | 布団を温める機能、特に冬場におすすめ 冷たい布団では眠れないという人には便利な機能 |
夏モード | 通常乾燥後、送風を送って布団の熱を下げてくれる |
衣服乾燥機能 | 室内干ししている洗濯物が乾かない時に便利 特に雨や花粉で外干しできない時におすすめな機能 |
靴乾燥機能 | 靴を洗った後や雨で濡れてしまった靴を乾かせる機能 |
脱臭機能 | 布団のニオイが気になる・リラックスして眠りたい人におすすめ 機種によってはダニ除けになるニオイを出せるものもある |
その他、タイマー機能や安全機能が付いている商品などあります。
また、赤ちゃんがいる家庭では稼働音がうるさいと気になりますね。
静音モードのある布団乾燥機もあるのでしっかりチェックしましょう。
時間がない人は、乾燥時間にどのくらいかかるかなどしっかり確認してください!
ダニ退治におすすめ布団乾燥機4選
商品名 | 三菱電機 フトンクリニック AD-X80 | パナソニック ふとん乾燥機 FD-F06A7 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ KFK-401 | 日立 布団乾燥機 アッとドライ HFK-VS2500S |
---|---|---|---|---|
乾燥方式 | マット式 | マット式 | ノズル式 | ノズル式 |
ダニ退治機能 | あり | あり | あり | あり |
衣服乾燥機能 | あり | あり | あり | あり |
靴乾燥機能 | あり | あり | あり | あり |
消臭機能 | なし | なし | なし | あり |
対応布団素材 | 羽毛・羊毛・綿など | 羽毛・羊毛・綿など | 羊毛、羽毛、綿、合成繊維など | 羊毛、羽毛、綿、ポリエステルなど |
対応布団サイズ | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル | シンブル〜ダブル | シングル〜ダブル |
重量 | 3.6kg | 2.5kg | 2.1kg | 4.3kg |
本体サイズ (幅×奥行×高cm) | 35.5×16.1×31.4 | 27.1×16.4×34.4 | 16.8×21.3×37.0 | 28.3×21.7×33.8 |
ノズルの長さ | 60cm | 89cm (本体と合わせ) | 80cm | 90cm |
消費電力 | 680W | 540W | 1000W | 680W |
付属品 | 布団乾燥用マット 枕用マット | 乾燥マット 衣類ドライカバー 靴アタッチメント | 靴乾燥ノズル×2 アロマケース 脱脂綿×3 ダニ撃退布団乾燥袋 | 布団乾燥アタッチメント 靴乾燥アタッチメント アタッチメントホルダー |
人気の布団乾燥機を比較したダニ退治におすすめの布団乾燥機は上位の通りです。
三菱電機 フトンクリニック AD-X80
三菱電機は1977年に日本で初めて布団乾燥機を発売、布団を全体的に温められるマット式へのこだわりがありダニ対策に特化したメーカーと言えます。
布団をピッタリ包み込む『ヒートパンチマット』を用いて隅々まで温風を送ることができます。
シングルサイズだと90分、裏表面をかけますがダニ退治として時間は短めです。
環境アレルゲンinfo and care株式会社に依頼した結果、ダニ抑制率(ダニ駆除率)98.8%という結果。
第三者機関の調査でしっかりダニ退治をできることが証明されています。
吸気口には『銀ナノフィルター』を採用し、アレル物質を抑制。
温風そのものから清潔を追求していますね。
快適温度コントロールで布団の仕上がり温度を自動で調整してくれるので、オールシーズン快適に眠るサポートをしてくれるのも嬉しいポイントです。
マットのセットに手間がかかりますが、ダニ退治に特化した布団乾燥機なのでダニ退治を目的とするならこの布団乾燥機をおすすめします。
パナソニック ふとん乾燥機 FD-F06A7
価格を重視するなら、【FD-F06A7】をおすすめします。
ダニ退治に関しては、専用の乾燥マットで布団全体を温めることが可能。
使い方もマットを広げてノズルを差し込むだけ、そのまま収納もできるのでマット式の片づけの手間を軽減させる工夫があります。
アタッチメントを変更することで衣服や靴を乾燥させることもでき、衣服ドライカバーがついているのはパナソニックだとこの商品だけです。
徹底した布団のダニ退治をするためには表面に150分・裏面に150分と合計5時間ほどかかってしまいますが、シンプルなデザインで使いやすく低価格なので初めてでも試しやすい布団乾燥機になっています。
アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ KFK−401
布団乾燥機で人気のカラリエシリーズ。
2つの物を同時温めできたりスピーディに乾燥できたり、ツインノズルならではの便利な使い方ができます。
従来のカラリエよりホースが長くなり高さのあるベッドでも使用でき、ノズル式なのでセットに手間がないのですぐに使えるのも魅力。
ノズル式の布団乾燥機は温度ムラが出来やすいのがデメリットですが、KFK-401は布団乾燥袋が付属されているのでこのデメリットをしっかりカバー。
一般財団法人日本環境衛生センターでの試験の結果、ダニ退治99%以上退治できるという結果がでています。(ターボモードで運転時の結果)
ダニモードは100分、ターボモードなら80分で終了、ダニ退治モードのスピードも早めです。
本体はコンパクトで、重量も約2.1kgと軽量なので女性でも持ち運びが簡単。
値段は高めですが、機能が豊富でさまざまな用途で活躍する布団乾燥機です。
日立 布団乾燥機アッとドライ HFK-VS2500S
V字方のアタッチメントから全体的に温める、3D方式で素早く乾燥することができます。
乾燥時間はシングルサイズの布団で約28分、時間のない人におすすめです。
アタッチメント挟むことで、表面・裏面を同時に乾燥することもできます。
おまかせコースが優秀で、室温により自動で送風を調整してくれるので快適に仕上げてくれるのも魅力。
吸込口のアレルキャッチャーフィルターで、ダニの死骸・花粉といったアレル物質を吸着分解してくれます。
ダニ退治モードは90分設定、ノズルの届かない場所にはムラができる可能性があるので他方向からの温めが必要かもしれません。
その他、靴・衣服乾燥はもちろん静音コースで音のうるさい布団乾燥機のデメリットもカバー。
別売りのデオドラント剤で消臭やダニよけ効果も得られるので乾燥時間や付加機能に優れた布団乾燥機になっています。
布団乾燥機のメリット
布団乾燥機にはさまざまな機能があり、活用することでダニ対策以外にも便利に使うことができます。
「自分の家に布団乾燥機は必要なのか?」を判断するために、ここでは布団乾燥機のメリットを紹介します。
- ダニ・カビ対策に効果的
- 乾燥・温めで快適な睡眠をサポート
- 天候・季節に関係なくいつでも使える
- 布団乾燥以外の用途も豊富
ダニ・カビ対策に効果的
ダニは、高温多湿の環境を好み湿度60%を超えると急速に繁殖します。
特に布団は、人が寝ている時の体温と汗で高温多湿になりエサも豊富にあるため季節に関係なくダニが繁殖しやすくなります。
カビも同様で、高い湿度を好むので布団を放置しておくとカビだらけのダニだらけになってしまうので注意してください。
布団乾燥機を使ってこまめに乾燥させることで、ダニ・カビの繁殖予防に効果的になります。
細菌の繁殖にはある程度の水分が入ります。
定期的に乾燥させておけば、細菌の繁殖も抑えれますね。
乾燥・温めで快適な睡眠をサポート
人は寝ている時にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
これは、夏はもちろん冬でも同じです。
汗が布団にこもると、湿気でジメジメしたりニオイの原因になりかねません。
布団乾燥機を使って、湿気を乾燥させることで清潔でふかふかの気持ちの良い布団になるので睡眠の質が向上しますよ。
また、冬場は布団が冷たくてなかなか寝付かないなんて経験ありませんか?
特に冷え性の人は、冬冷たい布団はこたえますね。
寝る前に布団乾燥機で温めておけば、そんな悩みも解決。
いつでも暖かい布団で眠ることができるので、冷え性の人でも快適に眠れるはずです。
天候・季節に関係なくいつでも使える
布団を乾燥させる方法として、天日干しがあります。
しかし、花粉の時期や天候によっては干せないこともありますね。
布団を干せないからといって、放置しておくとダニやカビが発生して衛生的にもよくありません。
布団乾燥機は、天候や季節の条件に関係なく使うことが可能です。
布団を外に干せないストレスから解放されますよ。
布団乾燥以外の用途も豊富
布団乾燥機で乾燥できるのは、布団だけではありません。
洗濯物・靴・ぬいぐるみなどにも活用できます。
例えば冬に履くブーツなど乾きづらいですが、布団乾燥機を使えば30〜60分もあれば乾燥完了です。
コインランドリーに行かなくても、家の中で済むのはうれしいですね。
枕やぬいぐるみは、敷布団と掛け布団の間に置いておけばいいので同時に乾燥させることもできます。
その他にも、機能が豊富にあるので1台あるとさまざまな場面で活躍してくれます。
布団以外も乾燥できる
雨や花粉の時期は布団だけでなく、洋服や靴も外干しすることはできませんね。
特に梅雨時期だと、濡れた服や靴を干すことが難しいので部屋干しする。
でも、湿気で乾きづらかったり嫌なニオイが発生したりしませんか?
服や靴も乾燥できる布団乾燥機を使えば、部屋の中で効率的に洗濯物を乾かすことが可能。
持ち運びできるものなら、湿気のこもりやすい押し入れや下駄箱に温風を当てれば湿気の除去もできるのでさまざまな場面で活躍してくれます。
布団乾燥機のデメリット
つづいて布団乾燥機のデメリットについて紹介、主なデメリットは以下の通り
- 初期費用が高め
- 電気代がかかる
- 音がうるさい
- セットが面倒
それぞれ解説します。
アイディア次第で使う頻度は高めになるので、決して高い投資ではないと思います。
初期費用が高め
布団乾燥機の価格は5000円~20000円程度、10000円前後が相場なので初期費用は高めです。
しかし、天候・季節に関わらず使用できる点や付加機能の多さから通年を通して使用できる便利家電。
ダニ対策に関して考えても、継続して使うのなら他の方法よりコスパが良いと言えます。
- クリーニング : 約5000円
- コインランドリー: 約800円
- 布団乾燥機 : 約600円(+初期費用)
※ 値段は目安です。
クリーニングとコインランドリーは1回の値段。
布団乾燥機は1日30分の使用で約20円とした時に、毎日使った時の電気代の値段です。
毎日乾燥させることはないと思うので、実際はもう少し安くなると思います。
継続して対策するなら、他のダニ対策よりコストがかからなくなりますね。
電気代がかかる
布団乾燥機は高温の温風を出すことから消費電力は高め、電気代がいくらかかるかは気になるポイントでもあります。
電気代は以下の式から計算できます。
電気代= 消費電力(W) ÷ 1000 × 乾燥時間(h) × 1kWh単価
※ 1kWhは、全国家庭電気製品公正取引協議会で27円が目安と定められている
布団乾燥機の1回あたりの値段はメーカーや使うモードによって異なりますが、
乾燥に8〜20円、ダニ退治に20〜70円ほどかかります。
仮に布団乾燥に20円、ダニ退治に70円かかり毎日乾燥・毎週ダニ退治をしたとすると
毎日布団乾燥:約600円/月・約7200円/年 毎週ダニ退治:約350円/月・約4200円/年
電気代が結構かかります、家族分乾燥する場合はもっとかかるのでデメリットと言えますね。
とはいえ、布団1枚あたりの乾燥は、計算上クリーニングやコインランドリーより安くなります。
布団乾燥機の電気代の節約方法など以下の記事で詳しく解説しています。
>>布団乾燥機の電気代ってどのくらい?目安の料金と節約するポイントも解説
音が気になる場合も
ドライヤーをイメージするとわかりやすいかと思いますが、高温の温風を出すためには音が出てしまいます。
布団乾燥機の場合も温風を出す過程でどうしても音がなるため、敏感な人にはデメリットに感じることもありますね。
リビングなどで使うと音がうるさいのは結構ストレスになることがあるので、気になる人は静音モードを搭載したものや音の静かな機種を選ぶようにしましょう。
赤ちゃんが寝ているそばで使う時は、大きな音で起きないか心配になることがありました。
セットが面倒
マット式だと、敷布団の上にマットをセットしてノズルを差し込み掛け布団をかけて乾燥開始。
終了後は逆順でバラして収納します。
ノズル式は、ノズルを伸ばし敷布団にセットし掛け布団をかけて乾燥開始。
終了後は逆順で収納します。
特にマット式の布団乾燥機にはセットと片づけに手間がかかるため面倒に感じることも。
私の場合は、マットの収納がうまくいかずイライラする時がありました。
手軽に使うならノズル式の乾燥機のほうがいいかもしれません。
そもそもセットする過程が面倒くさいという人は、宅配クリーニングやコインランドリーを定期的に利用する方がいいかもしれませんね。
布団乾燥機の基本的な使い方
この項ではマット式・ノズル式布団乾燥機の基本的な使い方を紹介します。
布団乾燥機のダニ退治に関する正しい手順や使い方は以下の記事で解説しています。
マット式布団乾燥機の使い方
- 敷布団の上に布団乾燥マットを広げる
- 接続口にホースを差し込む
- マットの上に掛け布団をかける
- コース・時間などを選択してスタート
- 乾燥が終了したら逆順に片づけ
- 道具を収納して終了
機種によって使い方に多少の違いはありますが、基本的な使い方は上記の手順です。
マット式は、専用のマットを使用することで布団全体をムラなく温めることが可能ですがセットや片づけに手間がかかるのがデメリットです。
ノズル式布団乾燥機の使い方
- ノズルを伸ばして敷布団の上に置く
- 敷布団とノズルの上に掛け布団をかける
- コース・時間を選択してスタート
- 終了したら逆順で片づけ
- ノズルなど収納して終了
ノズル式も機種により違いはありますが、基本的な手順は上記の通り
マット式と比べるとマットをセットする手間がない分手軽に使えるメリットがありあますが、ノズルから温風が出る仕様から温めにムラができやすくなります。
布団乾燥機を使う頻度
- 乾燥目的
- 週1回程度
- 湿度の高い時期(梅雨など)は週2〜3回の頻度
- 温め目的
- 毎日でも可能(気になる時に使う頻度)
- ダニ対策目的
- 最初は重点的に1日2回を3日連続
- その後は、1〜2週間に1回程度
- 冬場なら1ヶ月に1回
乾燥目的なら週1回、湿度の高い梅雨時期は週2〜3回乾燥させましょう。
冬場で布団を温める目的なら、毎日使ってもオッケーです。
早い物だと10分程度で温めが完了します。
ダニ退治目的であれば、最初は重点的に行います。
できれば、裏面・表面を2回を3日連続で行いましょう。
その後は、できれば1〜2週間に1回ぐらいの割合で行うと良いでしょう。
温度と湿度が下がる冬は、月1回程度で対策するのがおすすめです!
布団の素材による注意点
布団やマットレスの素材には、高温に弱いものもあります。
『高反発素材・ウレタン・羽毛布団』に使うときは注意しましょう。
いずれにせよ、今使っている寝具が布団乾燥機に対応しているのかチェックしておいた方が安心です。
羽毛布団
羽毛布団に布団乾燥機を当てると、ふわふわ感がアップします。
とはいえ、高温で油分が失われ素材を傷める原因にもなります。
使用する時は、羽毛布団モードがある商品を使ったり、毛布などをはさんで羽毛布団に直接温風が当たらない工夫をしましょう。
マットレス
寝具にマットレスを使用している人も多いと思います。
布団乾燥機は、マットレスに使っていいものなのか疑問に思いますね。
マットレスの一般的な素材と使用可能温度の目安をまとめてみました。
素材 | 可能温度の目安 | 使用後になりうる可能性 |
---|---|---|
ウレタン | 40℃ | ウレタンフォームが柔らかくなり寝心地が変わる可能性 |
スプリング | 40℃ | 処理後にスプリングが柔らかくなる |
高反発ファイバー | 40℃ | 高温になると素材によっては溶けてしまうことがある |
ラテックス | 60℃ | 高温に強い素材だが、メーカーに耐熱性を確認がおすすめ |
40℃の耐熱温度だとしても、あくまで目安です。
2〜3時間の長時間高温を当て続けた場合、寝心地などに影響してくる可能性は否定できません。
布団乾燥機は、素材によっては使用を避けた方がいいこともあります。
とはいえ、耐熱モデルのマットレスもあるので不安な場合はメーカーに問い合わせて確認してみると良いでしょう。
布団乾燥機でのダニ対策は効果的!
布団乾燥機を使えば、布団にこもった湿気を乾燥させダニの繁殖予防に効果的だと言えます。
また、ダニモードを使えば高温を長時間当てられるので自宅にいながらダニ退治も可能です。
ダニ対策に理想的な温度は?
ダニは、50℃以上の高温を30分以上当て続けると死滅します。
ダニモードだとそれ以上の高温を数時間当てられるので、布団乾燥機はダニ退治が可能です。
とはいえ、表面の温度だけ高温にしてもダニは温度の低い方へ逃げてしまうので全体を均一に温められるマット式の方がダニ退治効果は高いと言えますね。
布団乾燥機の後は掃除機がけ
布団乾燥機はダニを退治できる高温に布団を温めることができますが、ダニの死骸やフンの除去まではできません。
ダニ退治後は、必ず掃除機をかけるようにしましょう。
死骸やフンといったアレルゲンは、掃除機でも十分除去できます。
布団クリーナーを用いれば、さらに効果的です。
ダニアレルギーの原因となるのはダニの死骸やフンです、これらを除去しないとアレルギー症状は治らないので注意してください。
また、布団はダニが繁殖しやすい場所なので再繁殖する可能性があります。
せっかくダニ退治をしても、再び繁殖させてはダニ被害にあってしまうのでダニ予防も忘れずに行うようにしましょう。
ダニ予防は、ダニの繁殖に必要は高温多湿の環境とエサを除去するためにまめに掃除と換気をするようにしましょう。
布団乾燥機 人気商品比較一覧
最後におすすめの布団乾燥機4選を選ぶにあたって比較した人気商品の比較表を載せておきます。
大手通販で人気の商品やSNSなどの口コミ評価が高いものを選出して比較しました。
商品名 | 三菱電機 フトンクリニック AD-X80 | パナソニック ふとん乾燥機 FD-F06A7 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ KFK-401 | 日立 布団乾燥機 アッとドライ HFK-VS2500S | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ FK-W1 | モダンデコ AND・DECO 布団乾燥機 htfk01 | イデアインターナショナル BRUNO マルチふとんドライヤー BOE047 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ FK-C3 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ FK-D1 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ light FK-L1 | アイリスオーヤマ ふとん乾燥機カラリエ KFK-W1 | 象印マホービン ふとん乾燥機スマートドライ RF-FA20 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
乾燥方式 | マット式 | マット式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | ノズル式 | マット・ノズルなし |
ダニ退治機能 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | あり | あり |
衣服乾燥機能 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
靴乾燥機能 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし | なし | あり | あり |
消臭機能 | なし | なし | なし | あり | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
対応布団素材 | 羽毛・羊毛・綿など | 羽毛・羊毛・綿など | 羊毛、羽毛、綿、合成繊維など | 羊毛、羽毛、綿、ポリエステルなど | 羊毛、羽毛、綿、合成繊維など | – | 羽毛・羊毛・綿など | 羊毛、羽毛、綿、合成繊維など | – | – | 羊毛、羽毛、綿、合成繊維など | 羊毛, 羽毛, 綿, ポリエステル,など |
対応布団サイズ | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル | シンブル〜ダブル | シングル〜ダブル | シンブル〜ダブル | シングル〜ダブル | シングル | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル | シングル〜ダブル |
重量 | 3.6kg | 2.5kg | 2.1kg | 4.3kg | 2.2kg | 2.4kg | 1.4kg | 1.8kg | 3.4kg | 1.8kg | 2.2kg | 3.8kg |
本体サイズ (幅×奥行×高cm) | 35.5×16.1×31.4 | 27.1×16.4×34.4 | 16.8×21.3×37.0 | 28.3×21.7×33.8 | 16.8×19.5×36 | 30.3×16.0×29.3 | 36.0×14.0×36.0 | 16.0×14.0×36.0 | 15.5×26.0×33.5 | 37.0×14.8×18.2 | 16.8×19.5×36 | 23.0×15.0×36.0 |
ノズルの長さ | 60cm | 89cm(本体と合わせ) | 80cm | 90cm | 80cm | 18~63cm | – | 60cm | 80cm | 45cm | 80cm | なし |
消費電力 | 680W | 540W | 1000W | 680W | 760W | 540W | 500W | 560W | 780W | 560W | 760W | 910W |
標準乾燥時間/電気代目安 | 約45分/約14円 | 約60分/約15円 | 約60分/約27円 | 約28分/約9円 | 約60分/約20円 | 約30分/約7円 | 約60分/約13円 | 約60分/約15円 | 約60分/約21円 | 約60分/約15円 | 約60分/約20円 | 約35分/約12円 |
付属品 | 布団乾燥用マット 枕用マット | 乾燥マット 衣類ドライカバー 靴アタッチメント | 靴乾燥ノズル×2 アロマケース 脱脂綿×3 ダニ撃退布団乾燥袋 | 布団乾燥アタッチメント 靴乾燥アタッチメント アタッチメントホルダー | 靴乾燥ノズル×2 | 布団乾燥アタッチメント 靴乾燥アタッチメント | 靴乾燥アタッチメント | 靴乾燥ノズル | – | – | 靴乾燥ノズル×2 アロマケース 脱脂綿×3 | – |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
- 大手通販サイトの人気商品
- 多くの比較サイトから取り上げられている商品
- SNSや口コミが一定数以上ある商品
※ 2022年 1月時点
この11社を、ダニ退治・コスト・機能の点で比較していきます。
ダニ退治
ダニ退治を目的とするならマット式の布団乾燥機がいいですね。
セットの手間はかかりますが布団全体をムラなく温めてくれます。
口コミでも、他の布団乾燥機と比較してダニ退治に関する評価が高かったことからもおすすめできます。
コスト
布団乾燥機の価格は、5000円~20000円ほどで価格に幅があります。
高ければいいというわけではありませんが、手頃な値段でおすすめなのは以下の機種になります。
ノズル式だとダニ退治には物足りませんが、布団を乾燥させることによりダニの繁殖予防になるのでダニ対策として考えてください。
乾燥時間・機能
乾燥時間や付加機能でおすすめなのは以下の機種、デザインもおしゃれなので自然と部屋に馴染んでくれるものGOOD。
特に『アッとドライ』は。別売りのデオドラント剤を使用することでダニ除け効果もあるのでおすすめ。
乾燥時間も早く、ダニ対策以外にも十分な機能があるおすすめ機種です。
まとめ
今回はダニ退治におすすめ布団乾燥機を紹介しました。
自宅でも行えるダニ退治方法として人気の布団乾燥機、ダニ退治の他に付加機能もさまざまあり1年中使える便利なアイテムです。
ダニ退治を目的にするなら温めムラのないマット式がおすすめですが、セットするのに手間がかかるのがデメリット。
逆に、手軽に使えるノズル式はセットの手間さえかかりませんが温めにムラができる可能性があります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ノズル式 | セットが簡単 組み立て不要 コンパクトが多く、収納に幅をとらない | 布団全体を暖めづらい ホースが破損しやすい |
マット式 | 全体的に温め、乾燥にムラが少ない 高温を直接布団に当てずに布団が傷みずらい | セットや組み立てに手間がかかる マットの収納がかさばりやすい |
布団乾燥機は即効性があり、購入後は何度でも使用可能なのでコスパもよく布団のダニ退治・ダニ予防に効果的な方法です。
ダニ対策の他にもさまざまな用途があり、1年中使うことができる便利な道具なので1台は持っていても損はないと思います。
今回の記事が布団乾燥機を購入しようとしているあなたの参考になったら幸いです。