「ダニ被害がなくてもダニ対策は必要なの?」
「ダニ対策をしないとどうなるの?」
「ダニ対策の方法や手順を知りたい。」
そんな悩みはありませんか?
ダニは目に見えないため、駆除や予防といった対策を怠りがち。
しかし、ダニを放っておくと不快なかゆみやアレルギーといった健康被害が起こる可能性があります。
ダニのいない家はありません、どの家庭でもダニ対策をする必要があるんです。
本記事では、ダニ対策の必要性と併せてダニ被害やダニ対策の基本手順を解説します。
- ダニ対策の必要性
- ダニの種類と被害
- ダニを見つける方法
- ダニ対策の基本手順
ダニ対策の必要性を知れば、意識的に対策していけるのでぜひ参考にしてください。
本当にダニがいるのか知りたいなら、『ダニ目視キット』がおすすめです。
ダニ対策の必要性
ゴキブリなどの目に見える害虫と違い、ダニは肉眼で確認することが難しい生き物。
普段は気にせず、被害にあってからダニの存在を気にする人も多いのではないでしょうか。
現在ダニ被害にあっていなくても、以下の理由からダニ対策をする必要性があります。
- ダニは目で見えない
- ダニの繁殖力は驚異的
- ダニが増えると健康被害が起こる
それぞれ、もう少し深掘りして解説します。
ダニは目で見えない
室内に生息するダニのほとんどは、1.0mmに満たない大きさなので目で見て確認することが難しい生き物です。
普段は奥に潜んでいるため、見つけること自体が困難になります。
ダニがいない家はありません。
どこかに必ず潜んでいるので、しっかり対策をしましょう。
ダニの繁殖力は驚異的
ダニは『高温多湿』『エサがある』場所を好み、条件が揃うと爆発的に繁殖します。
アース製薬によると、条件が揃えば1組のつがいが2ヶ月で3000匹に増えることもあるようです。
ダニの繁殖力は大変強く、成虫になったダニはさらに卵を産むため、1 組のつがいが、2 ヵ月で約 3,000 匹にも増えることも。
引用元:アース製薬
ダニが繁殖すれば、被害にあう確率は上がります。
布団のようなダニの繁殖条件が揃いやすい場所は、特に注意しましょう。
ダニによる健康被害
ダニが増えると、さまざまな健康被害が起こります。
代表的な被害としては、以下の2つです。
- ダニ刺されによるかゆみ被害
- アレルゲンによるダニアレルギー
アレルギー喘息・アトピー症状をもつ人の7〜8割がダニが原因と言われます。
特に子供はダニアレルゲンにさらされやすいので、しっかり対策をしたいですね。
家に潜むダニの種類と危険性
ダニはどこにでもいる生き物です。
では、どのようなダニが潜んでいるのでしょうか。
ここでは、家に潜むダニについて解説していきます。
ダニの種類と被害
- チリダニ(ヒョウヒダニ):アレルギーの原因
- ツメダニ :人を指しかゆみを与える
- コナダニ :食品などに大量発生することがある
- イエダニ :吸血しかゆみを与える
家の中に潜み、特に注意したいダニは表の通りです。
家に潜むダニの8割以上が『チリダニ』です。
アレルギーの原因になるばかりか、人を刺すツメダニの発生の原因にもなります。
チリダニはツメダニのエサになるため、ツメダニが発生する可能性があります。
コナダニは食品に大量発生することがあるので、湿度の高い夏場は食品の保管に注意したいですね。
イエダニは、ネズミやペットなどに寄生し吸血していますが、動物を介して人に被害を及ぼす可能性があります。
家に潜むダニについては以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
>>家にいるダニの種類まとめ!ダニがいるか調べる方法は?対策手順も
ダニが発生しやすい場所
ダニが潜みやすい場所は、『高温多湿』『エサがある』環境です。
この条件に当てはまる場所は、ダニが繁殖している可能性があるので注意しましょう。
子供はダニに注意
子供は以下の理由からダニに注意する必要があります。
- 子供はアレルゲンにさらされやすい
- 子供はダニに刺されやすい
長く布団で過ごす子供は、長い時間アレルゲンに触れることになります。
また、動き回るのでアレルゲンが舞い上がり吸い込みやすいので注意。
小児喘息の8〜9割がダニが原因と言われています。
さらに体温が高く肌の柔らかい子供は、ダニに刺されやすい体質でもあるので子供のいる家庭ではしっかりダニ対策をしてあげましょう。
ダニ対策の基本手順
ダニ対策の基本は、以下の手順で行うのがおすすめです。
- ダニを退治する
- アレルゲンを除去する
- ダニを予防する
また、季節によってダニ被害は異なり違った対策が必要になります。
ここでは、ダニ対策の基本手順について解説します。
ダニを退治
ダニ対策で最初に行うのは、ダニを退治して数を減らす必要があります。
なぜなら、生きているダニがいる限りアレルゲンはなくならないため。
ダニ退治は、『高温・乾燥・薬剤』が有効です。
洗濯や天日干しでダニを退治できると勘違いする人は多いですが、その方法では直接ダニを退治するのは難しいので覚えておきましょう。
ダニを退治するためには、60℃以上の高温やダニを駆除できるスプレーなどが有効です。
具体的な方法は以下の記事を参考にしてください。
具体的な方法は、以下の記事を参考にしてください。
>>布団のダニを駆除する3つの方法!ダニがいる理由と予防法も解説
アレルゲンを除去
ダニの死骸やフンはアレルゲン。
退治の後は、ダニアレルゲンの除去を忘れず行いましょう。
アレルゲンの除去は、『掃除機がけ』や『洗濯』が有効です。
生きているダニは、繊維にしがみつき駆除が難しいですがアレルゲンなら除去が可能です。
布団クリーナーなら叩きながら吸引するので、奥にあるアレルゲンも吸い込めます。
アイリスオーヤマのKIC-FAC4は、ダニチリセンサーで綺麗になったことを実感できるのでおすすめです。
ダニの繁殖予防
最後に、ダニが再繁殖しないように予防します。
特に、ダニ被害にあっている場合そのままだと再び繁殖し被害が出る可能性があるのでしっかり予防してください。
繁殖予防は、ダニが住みづらい環境を作ることが重要です。
- 湿度を管理する
- エサをなくす
窓を開けこまめに換気を行うだけでも、湿度を調整できダニ予防の効果があります。
外の湿度が高い場合は、エアコンの除湿機能を使うのも効果的です。
またチリやホコリはダニのエサになるので、掃除を行い清潔を保つことでもダニの繁殖を抑えることに繋がりますよ!
季節によりダニ対策が異なる
ダニが繁殖しやす時期とダニ被害は、季節によって異なります。
一般的にダニが繁殖しやすい夏は、ダニ刺され被害にあいやすく。
寿命を迎えアレルゲンが増える秋は、アレルギー被害が起こりやすくなります。
被害に合わせた対策が必要になりますね。
季節に合わせたダニ対策は、以下の記事を参考にしてください。
>> ダニ対策は何月から?季節別の対策方法と気をつけたいダニ被害を解説
ダニがいるのか調べる方法
ダニの大きさは1.0mm以下、奥に潜んでいるため見つけること自体が困難です。
ダニがいるか調べるなら、【集めて拡大してみる】のが1番手っ取り早い方法になります。
おすすめなのが、『ダニ目視キット』を使う方法です。
誘引剤でダニを集めて、付属のルーペでダニがいるか調べられる便利アイテムです。
目視キットレビューした記事もあるので、興味のある人は参考にしてください。
簡単にできるダニ対策ならダニ捕りロボ
面倒なダニ対策は続かないし、時間がない人は継続してダニ対策ができませんよね。
そんな人には【ダニ捕りロボ】
ダニを引き寄せ捕獲し、アレルゲンもシート内に閉じ込めます。
置いておけば、24時間ダニを捕獲し続けるので予防にも最適です。
もちろん、最低限のダニ対策は必要ですが、ダニ対策の負担をかなり減らすことができますよ。
\ 置くだけで手間いらず /
まとめ
ダニ対策の必要性について解説しました。
- ダニは目で見ることが難しい
- ダニの繁殖力は驚異的
- ダニが増えるとさまざまな健康被害が起こる
- ダニはどこにでもいるのでどの家庭でもダニ対策は必要
ダニは目で見えない生き物、驚異的な繁殖力があるので知らない間に増えていることもあります。
ダニが繁殖すると、さまざまな健康被害が起こる可能性があるのでしっかり対策をしていきましょう。
対策のおすすめの手順以下の通り
- ダニを退治する
- ダニアレルゲンを除去する
- 繁殖を予防する
特に子供はダニ被害にあいやすいので、小さなお子様がいる家庭ではしっかり対策していきましょう。