「天日干しによるダニ退治って効果ない?」
「ダニ対策に効果のなる布団の干し方とは?」
「ダニ退治に有効な方法を知りたい。」
そんなことで悩みませんか?
布団はダニの温床になりやすい場所、ダニ対策に布団を干しているという人は少なくないと思います。
実は、天日干しだけではダニの繁殖を抑える効果はあっても直接的にダニを退治することは期待できません。
本記事では、天日干しではダニ退治ができない理由やダニ退治に効果的な方法を解説します。
正しい布団の干し方やダニ退治に便利なアイテムも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください!
- 天日干しではダニが退治できない理由
- 天日干しのダニ対策効果
- 布団の正しい干し方
天日干しはダニ退治に効果がない
「布団を干せば、ダニ退治できる。」そう思っている人は多くいますが、これは勘違い。
結論から言うと、天日干しはダニ予防には効果的ですがダニを退治することはほとんどできません。
まずは、天日干しでダニ退治ができない理由と勘違いしやすいダニ対策について解説します。
天日干しでダニ退治ができない理由
冒頭でも言いましたが、天日干しだけではダニを退治することは難しいです。
なぜなら、表面に日光が当たっても温度の低い裏側へダニは逃げてしまうため。
そもそも、天日干しだけではダニを退治できる温度に布団全体をすることは困難です。
とはいえ、紫外線にあてることで除菌効果はあるし湿気を乾燥させることで繁殖予防には効果的。
定期的にやることは大切ですが、ダニ予防を目的として行ってください。
- 布団の湿気を取り除きダニ予防になる
- ニオイ防止になる
- ふっくらして心地のよい寝心地
ダニを退治するために必要なこと
布団のダニを退治するするには、【高温】【乾燥】【薬剤】が有効です。
具体的な方法は後述しますが、布団のような肌が密着する寝具は安全面を考慮して薬剤以外の方法がいいですね。
布団乾燥機やコインランドリーによる高温乾燥がおすすめです。
勘違いしやすいダニ退治の方法
ダニは、思っている以上にしぶとい生き物です。
天日干し以外にも、勘違いしやすいダニ対策はいくつかあります。
- 掃除機をかければダニ退治できる思っている
- 洗濯すればダニ退治できると思っている
実は、これらの方法でもダニ退治は難しく勘違いしてしまいがちなので注意しましょう。
掃除機ではダニは吸い取れない
ダニ退治に、掃除機をかけているという人はいませんか?
確かに、掃除機をかけることで表面にいるダニやアレルゲンの除去には効果的な方法です。
しかし、奥に潜むダニは掃除機をかけたとしても繊維にしがみつき除去することはできません。
やはり、ダニを退治するには熱や乾燥による駆除がおすすめです。
洗濯ではダニを駆除できない
ダニも生き物だし、水を使えば退治できると思いますね。
しかし、流水や洗剤を使ってもダニを退治することは難しいです。
動画では洗剤を入れ洗濯した後の排水を調べた結果、70%以上のダニが生存していたとのこと。
衣服やシーツのような薄手のものなら効果がありますが、布団のような厚手のものは洗い流すことが難しいと言えます。
とはいえ、死骸やフンを除去するには効果的な方法なので、こちらもダニ退治ではなくアレルゲン除去の方法として定期的に行うといいでしょう。
天日干しのダニ対策効果
天日干しでは、ダニを退治することは難しいことがわかりました。
とはいえ、日光に当て日干しすることは全く意味がないわけではありません。
結論から言うと、天日干しはダニが繁殖しづらい環境づくりに効果的です。
ここでは、天日干しのダニ対策効果について解説します。
天日干しはダニ予防に効果的
ダニは、高温多湿・エサのある環境を好みます。
布団は、寝汗と体温で高温多湿に、エサとなるフケやアカも豊富にあるのでダニが繁殖しやすくなります。
天日干しをすることで、布団のこもった湿気を逃すことができるのでダニが繁殖しづらい環境づくりに効果的です。
日光を当てるとカビ防止になります。
カビはダニのエサになるのでダニ予防にもつながりますよ!
ダニ予防のためには、ダニが繁殖しづらい環境づくりが大切です。
ダニの繁殖条件に関しては以下の記事で解説しています。
ダニ対策に効果的な干し方
布団を正しく干すことで、ダニ対策の効果を上げるだけでなく素材の傷みも和らげ長持ちさせることもできます。
布団を干す時のポイントは以下の通り
- 布団を干す時間帯(AM10:00~PM3:00)
- 季節によって干す回数が異なる
- 途中で裏返し両面を干す
- シーツ・カバーはつけたまま
- 干した後は掃除機をかける
布団は湿気を吸い込みやすいので、早朝や夕方ではなく日中の時間帯に干すのがベター。
晴れた日でも、前日に雨が降ったなら湿度は高めなので布団を干すのに適していると言えないので注意してください。
また、素材や季節によって干す時間も違います。
特に羽毛・羊毛布団は、長時間日光に当てると傷みの原因になります。
布団の素材 | 干す時間 | 干す頻度 |
---|---|---|
綿布団 | 2〜4時間 夏場:1〜2時間 冬場:3〜4時間 | 週2回 |
合繊布団 | 2〜3時間 夏場:1〜2時間 冬場:2〜3時間 | 週1回 |
羽毛布団 | 1時間程度 夏場:0.5〜1時間 冬場:1時間 | 月1回 定期的に陰干しはすること |
途中で裏返して両面しっかり日光にあてて乾燥させるのもポイント。
日焼け防止のために、カバーやシーツはつけたまま干して大丈夫です!
布団を干す時に、黒いカバーで覆うことで布団全体を温められダニ対策効果も上がります。干した後は、掃除機をかけることを忘れずに行ってください!
布団を叩くのはNG
布団を干すとき“バンバン”強くたたいている風景をよく目にしますが、この行為はNG。
布団を叩いても、生きているダニを落とすことはできません。
そればかりか、布団の奥にあるアレルゲンを砕いてしまい空中に舞い上がらせてしまいます。
叩くことで、奥にあるアレルゲンを表面に出すメリットはありますが吸い込まないためにもマスクをつけるようにしましょう。
また、布団を取り込んだ際は布団クリーナーなどで表面にでたアレルゲンをしっかり吸い込むのも忘れないようにしてください。
ダニを退治するのにおすすめの方法
ダニを退治するには、【高温】【乾燥】【薬剤】が有効という話をしました。
具体的に、布団のダニ退治におすすめな方法は以下
- 乾燥機を使って高温で退治
- 宅配クリーニングを利用する
- ダニ退治アイテムを使う
それぞれ解説します。
高温乾燥による熱処理
コインランドリーや乾燥機能のついた洗濯機を使うことでダニ退治効果があります。
ダニは50℃以上の熱を、30分以上当てることで死滅すると言われます。
布団のような大きめの寝具は、家庭用の洗濯乾燥機かけられないのでコインランドリーの大型乾燥機の利用がおすすめ。
また、布団乾燥機もダニ退治に効果的。
最近の機種は、ダニ退治モードを搭載した機種もあり高温を数時間単位で当てられます。
ダニ退治目的で布団乾燥機を選ぶ場合は、布団全体を温められるマット式がダニ退治効果が高いです。
ダニ退治におすすめの布団乾燥機は以下の記事で解説しています。
コストはかかるが宅配クリーニングが便利
手間なく簡単に布団のダニ退治をしたいのなら、宅配クリーニングを利用する方法もあります。
自分で布団の手入れをしようと思うと、何かと手間と労力がかかります。
宅配クリーニングなら、プロが行うので失敗が少なく手間や労力もかからないので時間のない人にはおすすめです。
ダニ退治グッズを使用する
ダニを駆除するスプレーを利用すれば、ダニ退治が可能です。
殺虫成分を含むので、吹きかけた場所のダニの駆除ができます。
即効性がありピンポイントでのダニ退治に有効です。
「殺虫成分を使用しているので安全面で不安。」という人は、ダニ取りシートがおすすめです。
殺虫成分不使用のものが多く、肌が触れる布団でも安心して使えます。
置くだけで、ダニを捕獲し続けるので簡単に試せるダニ対策です。
おすすめのダニ取りシートは、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
ダニ捕りロボなら退治・予防も可能
『効果的で、簡単なダニ対策をしたい。』という人には、ダニ捕りロボがおすすめ。
置くだけ簡単、【ダニを集める・乾燥させ退治・逃さない】という独自技術で効果的なダニ対策が可能です。
捕獲効果・安全性共に外部機関で立証済み。
肌が密着しやすい布団のダニ対策には、うってつけのダニ退治アイテムになっています。
時間がなくてダニ対策ができない、安全に手軽なダニ対策をしたいという人は一度試してみてはいかがでしょうか。
\ 置いておけばダニ対策できる! /
天日干しの効果 まとめ
- 天日干しは直接ダニ退治の効果は期待できない
- 天日干しはダニ予防に効果的
- ダニ退治は『高温』『乾燥』『薬剤』が有効
- 洗濯・掃除もダニ予防のために行う
- 手軽にダニ対策するなら「ダニ捕りロボ」がおすすめ
天日干しは、ダニが退治できる高温になりづらいのでダニ退治はできません。
とはいえ、湿気を逃しダニ予防には効果的な方法なので定期的に乾燥させましょう。
ダニを退治するなら、高温・乾燥・薬剤が効果的。
乾燥機やクリーニングを利用することで布団全体のダニ退治が可能です。
また、効果的かつ手軽なダニ対策をしたいなら【ダニ捕りロボ】がおすすめです。
布団だけでなく、置くことさえできればあらゆる場所のダニ対策ができます。
ダニ対策している時間がないという人は、ぜひ一度試してみてください。