- 布団のダニ退治・予防の方法を知りたい
- ダニ対策に役立つ効果的なアイテムを知りたい
- 布団のダニを気にせず安心して眠りたい
布団で眠る時に、そんなことに悩んだりしませんか?
布団は毎日使うもの、特に小さな子供は布団の中で過ごす時間が多いのでダニの存在が気になります。
実は布団にはダニが繁殖しやすい条件が揃いやすく、知らない間に繁殖して数が増えていることがあります。
ダニはアレルギーの原因になるので、健康被害に遭わないためにも布団のダニ対策は必須。
また、ダニに刺されると激しいかゆみに襲われるので、睡眠の妨げにもなります。
本記事では、布団のダニ退治・ダニ予防の方法を併せてダニが繁殖しやすい理由などを解説していきます。
- 布団にダニが繁殖しやすい理由
- 布団のダニ退治の方法
- 布団のダニ予防の方法
- 布団のダニ対策に効果的なダニ対策アイテム
ダニは目で見ることが難しい生き物、だからこそ日頃の対策が重要です。
布団のダニが気になる・ダニ対策の方法を知りたいという人はぜひ参考にしてください。
布団のダニ対策の必要性と確認方法
はじめに、布団にはダニを始めアレルギーの原因になるダニアレルゲンも多く存在していることを理解しておいてください。
敷布団の内部には10万匹以上(死骸含む)が存在しているそうです。
布団にダニが大量発生すると、アレルギーやかゆみの原因になるので注意が必要です。
ここでは、布団がダニの温床になりやすい理由やダニがいるか確認する方法を紹介します。
布団はダニが好む環境になりやすい
「今までダニに刺されたことないから大丈夫。」と思うかもしれませんが、前提としてダニが存在しない家はありません。
その中でも、布団はダニの好む環境条件が揃いやすく知らない間にダニが住み着いている可能性があります。
- 温度20〜30℃
- 湿度60〜80%
- エサがある
- 住処がある
ダニは高温多湿を好み、エサと住処の条件が揃うと爆発的に繁殖し数を増やします。
布団は人の体温で30℃前後に温度が保たれ寝汗により多湿の環境に、代謝により剥がれ落ちるフケ・アカなどでダニのエサが豊富にある状態です。
さらに、繊維の密集している布団はダニにとって格好の隠れ家となり安心して卵を産み落とすことができます。
布団のような寝具は、ダニが繁殖しやすいので季節にかかわらず対策は必須と言えます。
布団は高温多湿になる梅雨時期だけでなく1年中だに対策が必要です!
布団にいるダニと健康被害
引用元:名古屋市 | 引用元:danitori.com | |
---|---|---|
ダニの種類 | チリダニ | ツメダニ |
主な被害 | ダニアレルギーの原因 | かゆみ被害 |
布団を含め家の中に多くいるのが「ヒョウヒダニ(チリダニ)」は、人を刺しませんが死骸やフンがアレルギーの原因になります。
チリダニが大量発生すると、くしゃみ・鼻水といったアレルギー症状を起こすことがあるのでしっかり対策しましょう。
また、チリダニが増えるとそれを捕食しに「ツメダニ」という人を刺すダニが発生します。
ツメダニに刺されると激しいかゆみが現れるので、安眠のためにも布団のダニ対策は行うべきです。
ちなみにネズミの巣で大量発生して人の環境に入り込む「イエダニ」もかゆみ被害を与えます!
布団にダニがいるか調べる方法
ダニはどの家にも存在しますが、その大きさは1mm以下と非常に小さく普段は繊維の奥に潜んでいるため肉眼ではほぼ確認できません。
ダニが本当にいるのか確認してみたい人は、『ダニ目視キット』を試してみるのがおすすめです。
気になる場所に設置することで、ダニを集めて付属のルーペで目で見て確認することができますよ。
専用のアプリを利用することで自宅のダニ汚染度も測定することができます!
実際に使ってみた感想ものせているので、気になる人は以下の記事を参考にしてください。
布団のダニ退治5選
ダニを退治するには、「高温」「感想」「薬剤」有効です。
- 布団乾燥機で高温を与える
- コインランドリーで高温乾燥
- ダニ駆除スプレーで殺虫
- ダニ取りシートで捕獲
- 布団クリーニングでリセット
一般的に知られる「天日干し」や「掃除機がけ」では、ダニ予防に効果的でもダニ退治には不十分なので注意しましょう。
それぞれ解説します。
布団乾燥機で高温を与える
家庭でも簡単にできる布団のダニ退治なら「布団乾燥機」がおすすめ。
布団乾燥機は温風を当てることで布団乾燥させる家電で、ダニモードを搭載しているものなら70℃程度まで上がるのでダニを退治することが可能です。
ダニは50℃以上の熱を30分以上・60℃以上なら一瞬で死滅すると言われています。
ただし、布団のような厚みのある寝具は、熱の届かない奥に逃げるダニもいます。
暗い場所に布団を置き表面におびき寄せたり、ダニ退治モードを搭載した機種を使ったりすることで効果的にダニ退治が可能です。
生地によっては高温を与えられないものもあるので、耐熱温度を事前に確認するように注意しましょう。
コインランドリーの高温乾燥
コインランドリーの乾燥機なら、80℃近い高温で乾燥してくれるのでダニを駆除することが可能です。
最近では、布団にも対応できる大型の乾燥機があるコインランドリーも増えました。
運ぶ手間はありますが、複数枚の布団を乾燥したい場合はとても便利です。
ウールやポリエステルなど素材によっては傷める場合もあるので事前に品質タグを確認しておきましょう!
ダニ駆除用スプレーで殺虫
ダニを手っ取り早く退治したいなら、殺虫成分を含むダニ駆除スプレーを使った対策もあります。
殺虫成分を使用しているので、吹きかけるだけでダニを退治することができます。
スプレーでダニを退治しても、死骸やフンは残るので掃除をかけてアレルゲンを除去することを忘れずに行ってください。
とはいえ、表面のダニは除去できての奥に潜むダニには効果が限定される可能性があります。
また、ダニ駆除ではなくダニを寄せ付けない防ダニスプレーもあるので、自分にあった用途のものを選ぶようにしましょう。
ダニ取りシート
殺虫成分が含まれる物に抵抗がある場合は、より安全性の高い「ダニ取りシート」を試してみましょう。
ダニ取りシートは安全性が高く、子供がまだ小さかったりペット飼ったりしている家庭におすすめです。
置いておけばダニを集めてくれて、後は捨てるだけなので手間なくダニ対策ができます。
たくさんの種類があり特徴も異なるので、迷ってしまう場合は以下の記事を参考にしてください。
布団クリーニングでリセット
確実にダニを退治したいのなら、「布団クリーニング」を利用しプロにお願いする方法をあります。
布団乾燥や防ダニ加工のオプションを利用すればダニ対策と防ダニ効果が得られます!
高温乾燥をかけられない素材も対応してくれる場合もあり、コストはかかりますが1番楽で確実な方法かもしれません。
自宅まで集荷に来てくれる「宅配布団クリーニング」があるので、時間がない人でも手軽に利用することができますよ。
\ 全国送料無料/
布団のダニ予防5選
布団などの寝具は、どうしてもダニが繁殖しやすい条件が揃いやすくなります。
ダニの数が増えると退治にも時間がかかるので、繁殖する前にダニを予防することが大切です。
- こまめな掃除
- 換気を行う
- シーツを洗濯
- 防ダニ寝具を使う
- ダニ取りシートを使う
こまめな掃除
布団や部屋の掃除をすることで、ダニの餌になるホコリなどを除去できダニ予防に効果的です。
また、アレルギーの原因になる死骸やフンの除去もできるので可能ならこまめに掃除を行いましょう。
布団に掃除機をかけるのに抵抗がある場合は、布団専用のノズルや布団クリーナーを利用するのがおすすめです。
換気を行う
ダニにとって快適な環境は「高温多湿」の場所、湿気が上がる6月〜9月は特に注意が必要になります。
ダニ予防のためにも、窓を開けて換気を行ったりエアコンの除湿機能を使ったりして室内の湿度調整を行いましょう。
布団は梅雨時期以外でも繁殖しやすいのでまめな換気を行うことが有効です!
シーツを洗濯する
布団にシーツをつけているなら、洗濯を行うことでダニ予防効果に期待できます。
布団と違いシーツなら簡単に洗濯ができるので、汚れやホコリも洗い流すことができます。
洗濯はできるなら週1回程度を目安に行い、防ダニ効果のある洗剤を使えば予防効果アップも期待できます。
布団やマットレスも天日干しなどで乾燥させ湿気を溜めないようにしていきましょう!
防ダニ効果のある寝具を使う
掃除や洗濯がなかなかできないという人は、防ダニ加工が施された布団やシーツを使う方法もあります。
防ダニ寝具は、大きく3種類に分けられます。
- 高密度加工
- 薬剤加工
- 防水加工
ダニの通過を防止したり、ダニを寄せつかない加工がされていたりと使うだけで防ダニ効果が得られます。
特に高密度加工の防ダニ寝具は、ダニの通過を表面でブロックするだけでなくハウスダストを防ぐこともできるのでアレルギー対策にはとても便利です。
防ダニ寝具にはいくつか種類があるので、以下の記事を参考にして自分に合ったものを選択しましょう。
ダニ取りシートを使う
ダニ取りシートを使えば、置いておくだけでダニを引き寄せ捕獲してくれます。
布団の奥にいるダニも引き寄せるので、継続的に使っていれば確実に効果を得ることができます。
置くだけでいいので、時間のない人や手間のかかるダニ対策を避けたい人にはおすすめのダニ対策アイテムです。
子供が使う布団のダニ対策
布団で過ごすことが長い赤ちゃんや小さな子供の布団のダニ対策は気になるところですね。
子供布団のダニ対策は以下の方法がおすすめです。
- 布団乾燥機をかけ掃除機で吸引
- ダニ取りシートの活用
- 防ダニシーツを着用
布団乾燥機でダニを駆除して、掃除機をかけてアレルゲンを除去します。
予防には防ダニシーツとダニ取りシートを使う方法が、安全性が高くおすすめです。
子供の使うものは安全性の高い方法がいいですね!
私の場合は、防ダニシーツに「ミクロガード」を使い「ダニ捕りロボ」を設置してダニ対策をしています。
ダニ捕りロボは、外部で安全試験を行なっているので安心して使うことができますよ。
まとめ
- 布団はダニが繁殖する条件が揃いやすい
- 布団のダニ対策1年中行う必要がある
- ダニ退治には「熱」「乾燥」「薬剤」が有効
- ダニ予防はダニの繁殖しづらい環境づくり
布団は、体温と寝汗で高温多湿の環境になりやすくエサも豊富にあるのでダニが繁殖しやすく1年を通して対策していく必要があります。
「特に被害がないから大丈夫。」と思っていても、ダニは小さく目で見ないので油断は禁物。
思わぬ健康被害に遭わないためにも、日頃から布団のダニ対策をしっかりしていきましょう。