イエダニに刺された時の見分け方と対策方法!ネズミを駆除の必要性とダニの関係

イエダニ ネズミ

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  • ダニに刺されて困っている
  • ネズミとダニって関係あるの?
  • イエダニの特徴や対策方法を知りたい

そんなことに悩んでいませんか?

家の中でダニに刺された場合、「イエダニ」か「ツメダニ」の可能性があります。

その中でも、ネズミがいた場合は「イエダニ」による被害を疑いましょう。

イエダニに吸血されると、激しいかゆみ被害が起こるので注意したいですね。

本記事では、ネズミと関係深いイエダニの特徴と合わせて被害の見分け方や対策方法を解説しています。

本記事の内容
  • イエダニの特徴
  • イエダニとネズミの関係
  • イエダニ被害の見分け方
  • イエダニの駆除・予防方法

ダニ刺されで困っている人やイエダニ対策をしたい人は、ぜひ参考にしてください。

人を刺す『ツメダニ』に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

目次

イエダニの特徴

引用:名古屋市公式ウェブサイトから引用

大きさ0.5~0.7mm : 吸血後 1.0mm以上
繁殖場所 ネズミ・野鳥に寄生
ネズミ・野鳥の巣

(本来は屋外に生息)
エサ動物の血液
被害吸血によるかゆみ
イエダニの特徴

イエダニは本来屋外に生息し、ネズミなどから吸血しています。

しかし、何かの拍子で人の生活環境に侵入し被害がでることがあります。

イエダニの大きさ

イエダニツメダニ
大きさ0.5~0.7mm
吸血後:1.0mm以上
0.4~0.8mm
繁殖場所ネズミなどに寄生
ネズミなどの巣
寝具(布団など)
カーペット・畳
エサ動物の血液小型のダニ・虫の体液
被害吸血によるかゆみ刺されるとかゆみ

イエダニとツメダニの特徴を比較してみました。

イエダニの大きさは、0.5mm〜0.7mmの大きさで、吸血すると1.0mm以上になることもあります。

他のダニと比べると大きめのサイズではありますが、それでも1.0mm以下のサイズなので目で見て確認することは難しいと言えます。

普段は乳白色で白っぽい体の色ですが吸血することで赤黒く変色します。

イエダニの侵入経路

イエダニは本来屋外に生息していますが、寄生元であるネズミなどと一緒に室内に侵入してくることがあります。

ネズミやネズミの巣で繁殖し、個体が増えると新たな栄養源を求め人から吸血を始めます。

ネズミに巣をつくられやすい屋根裏や水場の近く、室内では床しや畳や床の割れ目などに潜んでいるのでこのような場所は要注意。

最近ではネズミが住み着く家も少なくなっているのでイエダニ被害は減少傾向ですが、他の場所から持ち込まれることもあるので注意しましょう。

イエダニの活動時期

イエダニも他のダニと同じく、高温多湿の環境を好みます。

そのため、気温と湿度が高くなる6月〜9月ごろに繁殖し被害が増加する傾向になります。

とはいえ、寒くなる冬でも寄生元であるネズミが室内に侵入すれば被害がでることもあるので注意しましょう。

イエダニ被害

室内でダニによるかゆみ被害を与えるのは、イエダニとツメダニが原因によるものが大半です。

イエダニはツメダニよりサイズが大きく、刺すのではなく吸血するため被害が深刻化することが多いので注意。

ここでは、イエダニ被害の見分け方や対処方法を解説します。

イエダニに刺された時の見分け方

ツメダニイエダニ 蚊   ノミ 南京虫 
被害箇所露出箇所服の中
お腹や内腿の血管付近
露出箇所膝から下露出箇所
回数複数箇所を広範囲複数箇所まとめて刺すことは少ない複数箇所広範囲に被害
かゆみ7日ほど7~10日ほど半日ほど最長1ヶ月1~2週間
(2回目以降)
時間帯夜間夜間日中〜夜間日中〜夜間夜間
虫刺されの特徴

かゆみの原因がどの虫なのか素人では判断が難しい場合がほとんどなので、間違った対処をしないためにも皮膚科の受診がおすすめです。

とはいえ、症状に特徴があるのである程度の推測は可能。

イエダニに吸血された場合、赤い斑点や水脹れやしこりができやすくかゆみが長期間続きます。

お腹や脇腹など体の柔らかい場所に被害が出やすく、夜間に複数箇所被害に遭うことが多いです。

ツメダニと同じような症状でも、水脹れのように腫れればイエダニの可能性が高くなります。

ダニ刺されに関したは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

イエダニに吸血された場合の対処

イエダニに吸血された場合、激しいかゆみに襲われます。

かきむしると炎症したり色素沈着を起こしたりするので、適切なケアが必要です。

基本的な対処としては、吸血された部分を水で洗い流し冷やすことでかゆみなどを軽減できるはずです。

かゆみが強い場合は、ステロイドや抗ヒスタミン薬が推奨されているのでその成分の含まれる塗り薬を使いってください。

しかし症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科専門医を受診するのがよいでしょう

引用元:皮膚科Q&A

市販薬としては、ムヒアルファEXなどならステロイド成分が入っているのでかゆみを抑えてくれるはずです。

かゆみが治らなかったり腫れたりする場合は迷わず皮膚科を受診してください!

ネズミがいなくても被害がでる

イエダニはネズミに寄生していますが、ネズミがいない場合でも被害に遭う時があります。

  • 野鳥が原因
  • ネズミの死骸・巣が原因

家の軒下などに鳥の巣がある場合は、「トリサシダニ」が原因の可能性があります。

また、寄生しているネズミが死んでしまった場合や巣に残ったイエダニからの被害もあります。

イエダニ駆除方法

イエダニ駆除の手順
  • 寄生元を排除する
  • イエダニ駆除をする
  • イエダニの予防をする

イエダニ駆除は、寄生元を排除しない限り被害はなくなりません。

他のダニ対策とは全く異なるので注意しましょう。

それぞれ解説していきます。

寄生元(ネズミ)を排除する

イエダニ駆除で最初に行うべきなのは、発生源である寄生元(ネズミ)の排除です。

イエダニ対策を考慮したネズミ対策では、駆除する方法より追い払う方法を選ぶのがポイント。

なぜなら、ネズミを駆除するとと寄生元をなくしたイエダニが人を襲うため。

ネズミを追い払うには、忌避剤・捕獲・専門業者に依頼する方法がおすすめです。

忌避剤

忌避剤は、ネズミの嫌うニオイで侵入を予防したり家から追い出したりする効果があります。

くん煙タイプやスプレータイプがありますが、しばらくすると戻ってくることもあるので注意

何度か繰り返し使うようにして、ネズミに住みづらい環境と学習させるようにしましょう。

捕獲する

粘着シートや捕獲器でネズミを駆除することもできます。
コストも安価で、おくだけで簡単に使えるので便利です。

捕獲後は、ダニや病原菌の繁殖を防ぐためにも、素早く処分するようにしましょう。
罠を設置した場所の周辺は、念入りに消毒しておくと安心ですね。

専門業者に頼む

ネズミを完全に駆除したいのなら、専門業者に依頼するのが最も確実です。

というのも、学習能力を持つネズミを完全に駆除するのは難しいため。

駆除に失敗し続けると学習されて、罠を避けられてしまい対処がさらに難しくなるので、そうなる前に専門業者に相談するのも一つの手ですね。

イエダニを駆除する

寄生元であるネズミの退治ができたら、侵入したイエダニを駆除していきます。

イエダニを駆除するためには、殺虫剤を使うのが効果的です。

部屋全体を対策できるくん煙タイプの殺虫剤や、被害箇所が特定できるならスプレータイプの殺虫剤を使用しましょう。

また、イエダニは洗剤や漂白剤でも死滅しないので、洗濯はあまり効果がありません。

布団で被害がある場合は、コインランドリーの乾燥機や宅配クリーニングを利用して熱を与えて駆除するのもおすすめです。

ダニ取りシートでイエダニの捕獲はできません。
イエダニが原因の場合は、ダニ取りシート以外の方法を検討しましょう。

イエダニ予防

イエダニを予防するためには、ネズミを侵入させないことが重要です。
ネズミが住みにくい環境を作るようにしましょう。

参考生活害虫の対策-東京都福祉保健局

また、イエダニも他のダニ同様に高温多湿の環境を好みます。
定期的な換気と掃除で、湿気をこもらせない環境づくりも大切です。

冬でもダニ対策は必要

気温が下がり乾燥する冬は、本来ダニが繁殖しづらい環境です。

しかし、近年の住宅ではイエダニに限らず、ダニの繁殖する条件が整いやすくなっているので注意しましょう。

アレルギーの原因になるチリダニは、条件が揃えば寒い冬を越すこともできます。
ダニ対策は1年を通して行うべきです。

冬でもダニが繁殖する理由は以下の記事で解説してます。

冬でもダニが増える3つの理由!冬にダニが増える家の特徴とダニ対策の方法

まとめ

今回は、『イエダニ』について特徴や対策方法について解説しました。

イエダニは本来屋外に生息するダニですが、寄生元であるネズミと一緒に室内に侵入するのが主な経路です。

とはいえ、ネズミの巣や野鳥からもダニによる被害はでるのでネズミがいないといっても油断せずしっかり対策をしていきましょう。

イエダニに刺された時の特徴
  • 皮膚の柔い血管近くに被害(お腹・内腿など)
  • 複数箇所を刺す
  • 一般的には6月〜9月ごろに被害
  • 冬でも被害が起こることがある
  • 赤く腫れ、中央水膨れやしこりができることがある
  • かゆみが10日ほど続く

イエダニは感染症を媒介する能力があるので、かゆみだけでなく感染症も心配です。
症状が続いたり、熱がでるようなら迷わず皮膚科に受診してください。

虫刺され痕だけでどの虫か断定するのは難しいことですが、特徴からある程度予測はできるのでしっかり対策と予防を行うようにしましょう。

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