マットレスの効果的なダニ対策!種類別に退治・予防の方法を解説

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  • マットレスにもダニは繁殖するの?
  • 分厚いマットレスのダニ対策はどうするの?
  • 種類別のダニ対策の方法を知りたい

マットレスのような寝具は、高温多湿になりやすくダニが繁殖しやすい環境になります。

とはいえマットレスのダニ対策をしようとしても、丸洗いは難しいしどうしていいのかわからないことってありませんか?

マットレスの素材によって、正しく方法でダニ対策をしないと劣化の原因にもなるので注意が必要です。

本記事では、マットレスの素材別にダニ対策の方法や予防方法を解説しています。

本記事の内容
  • マットレスにダニが繁殖する原因
  • マットレスのダニ対策の手順
  • 素材別のダニ退治方法
  • マットレスのおすすめダニ対策アイテム

マットレスのダニ対策に悩んでいる人や自分のマットレスの素材でできるダニ対策に悩んでいる人は参考にしてください。

目次

マットレスにダニが発生する原因

マットレスにダニが発生する原因は、ダニが好む環境になりやすいためです。

  • 寝汗・体温で高温多湿になりやすい
  • 老廃物のようなダニのエサがたまりやすい

マットレスは、人の体温と寝汗によりダニが好きな高温多湿の環境になりやすくなります。

また、新陳代謝からはがれおちる人のフケ・アカといった老廃物はダニのエサになります。

高温多湿・エサが溜まりやすいマットレスは、布団などの寝具と同様に普段からダニ対策を心がける必要があります。

ダニが繁殖するとダニ刺されやアレルギー被害がでます。

ダニの繁殖条件を詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

マットレスのダニ退治方法

マットレスのダニを退治するには、「高温乾燥」「薬剤」が有効です。

マットレスのダニ対策
  • 洗濯・乾燥
  • 布団乾燥機
  • ダニ駆除用スプレー
  • クリーニング
  • ダニ取りシート

それぞれ解説します。

側生地を洗濯・乾燥

マットレスを覆っている側生地を取り外すことが可能な製品があり、シーツだけでなく側生地も洗濯するとダニ対策に効果的です。

熱湯で洗濯するか、高温乾燥をかけることでほとんどのダニは死滅します。

50℃の熱を20〜30分、60℃以上なら一瞬でダニは死滅すると言われています。

自宅で乾燥が難しい場合は、コインランドリーの高温乾燥を利用しましょう。

素材によっては、高温乾燥に耐えられないものもあるので事前に品質表示タグをチェックしましょう。

布団乾燥機を利用する

ダニモードが搭載されている商品なら、ダニを退治できる高温設定が可能です。

しかし、ウレタンやファイバーなどは熱により素材が痛む可能性があるので、高温対応か事前に確認しておきましょう。

布団乾燥機を使っても、熱の届かない場所へダニは逃げる可能性があります。

乾燥機をかける前に1時間ほど部屋を暗くして、ダニを表面におびきよせてから使うことでダニ退治の効果アップが期待できます。

また、布団乾燥機はマットレス両面にかけるようにして2〜3日連続で行うようにしましょう。

ダニ駆除スプレーを散布する

手軽にダニ駆除を行う方法として、ダニ駆除用スプレーを使う方法があります。

駆除用スプレーには「布団・マットレス対応」と明記されているものがあるので専用の物を使ってください。

肌刺激テストなど安全試験を受けている商品が多いので安全面に関しても特に問題はありませんが、化学薬品を使用しているので小さな子供や肌が敏感な人は少量から使用するなど注意してから使いましょう。

スプレーにはダニよけスプレーなどダニを寄せ付けないものもあるので、自分の目的に合ったスプレーを選ぶようにしましょう。

ダニスプレーの選び方やおすすめに関しては、以下の記事で解説しています。

クリーニングを依頼する

マットレスクリーニングを専門業者に依頼するのは、時間と手間をかけずにダニ対策ができるのでおすすめです。

マットレスのサイズ値段の目安
シングルサイズ¥8000〜¥12000
セミダブルサイズ¥10000〜¥15000
ダブルサイズ¥10000〜¥18000
クイーン・キングサイズ¥12000〜¥20000
クリーニングの値段の目安

費用はかかりますが、汚れも落とせるので個人で行うより効果的なダニ対策ができます。

クリーニング業者により対応できるマットレスが異なるので、事前に確認しておきましょう。

クリーニング対応可能な素材クリーニングが難しい素材
スプリングコイル
ファイバー
ウレタン
ラテックス

クリーニングが難しい素材でも取り扱ってくれる業者もあるので、確認してみましょう。

ダニ取りシートを設置する

ダニ取りシートは、ダニの好きな匂いで引き寄せ捕獲し閉じ込めるというダニ対策アイテム。

即効性はありませんがどのマットレスにも使用できるので、熱に弱い素材や殺虫剤を使いたくない人にはおすすめの方法。

商品によっては特定のダニしか捕獲できないものや、ダニを寄せ付けないダニよけシートもあるので商品選びに注意してください。

おすすめのダニ取りシートは以下の記事で紹介しています。

素材別の駆除方法と注意点

マットレスの種類対策方法注意点
ウレタン(高反発・低反発)ダニ取りシート熱に弱い
水洗い不可
スプリングコイルクリーインング
布団乾燥機
ダニ取りシート
水洗い不可
ラテックスカバーの洗濯
ダニ取りシート
水洗い不可
クリーニング対応困難
ファイバー水洗い
ダニ取りシート
熱に弱い
マットレス素材別の対策と注意点

マットレスには種類があり、素材によってダニ対策の方法が異なります。

素材にあった方法で対策しないと、マットレスを劣化させる原因になるので注意してください。

ここでは、マットレスの種類別におすすめのダニ対策方法と注意点を解説します。

紹介する方法の中にはマットレスの素材を傷める可能性があります。
製造メーカーに確認を取るなど、ご自身の責任で行ってください。

ウレタンマットレス(高反発・低反発)

ウレタン素材は高温に弱いので注意、水洗いも基本的にはできません。

ダニ対策を行うなら、ダニ取りシートがおすすめです。

ダニ駆除用スプレーでも基本的には問題ありませんが、化学薬品がマットレスを劣化させる可能性があるので布団・マットレス専用のものを使うましょう。

また、定期的に掃除機がけや除湿マットなどで湿気対策をしておくことでダニ予防になります。

スプリングコイル

スプリングコイルマットレスは、高温対応可能な素材が多く使われているので、布団乾燥機を使うことでダニを駆除できます。

カバーを取り外せる製品が多いので、側生地なども熱湯や乾燥機で高温処理をしましょう。

ただ、高温対応しているからと言って温度の上げすぎには十分注意してください。

どのくらいの温度に耐えられるかメーカーに問い合わせるのが安心かと思います。

費用をかけていいのなら、クリーニングに依頼するのが無難でしょう。

ラテックス

ラテックス素材は、水洗いできないのでダニ取りシートで対策しましょう。

カバーを外せるなら、丸洗いするのがおすすめです。

ラテックスは、高温に強いものもあるので布団乾燥機を使える場合があります。

しかし、高温により変形したり乾燥で表面が傷だりする可能性があるので、メーカーに耐熱温度を確認してから使いましょう。

ファイバー

ファイバー系のマットレスは、通気性がよく水洗いできる素材です。

水洗いをしてダニのエサなどを取り除き、しっかり乾かしてから使いましょう。

熱に弱いので、布団乾燥機はもちろん天日干しも控えるようにして、乾かす時は風通しのいい場所で陰干しをしてください

紫外線でも劣化するので日光に当てての天日干しもできるだけ避けましょう!

その後は、防ダニシーツやプロテクターを使うことで、ダニ予防ができます。

マットレスのダニアレルゲン除去方法

ダニの死骸やフンはアレルゲン、ダニ退治を行ったらアレルゲンの除去も行います。

アレルゲンの除去には、「掃除機がけ」と「洗濯」がおすすめです。

シーツや側生地など取り外せるものは丸洗いし、掃除機をかける時はゆっくりと動かすことが大切です。

片面おおよそ2分程度を目安に、両面を掃除機でしてください。

マットレスの頭側やキルティングの隙間などダニがいそうな
場所は特に念入りに掃除機をかけましょう!

布団クリーナーなど、寝具専用の掃除機を使うことで効果UPが期待できます。

アイリスオーヤマ Iris Ohyama FCA-B2H-W(ホワイト) 布団クリーナーハイパワー 超高速振動毎分約15000回たたき FCAB2HW

マットレスのダニ予防

一度ダニが発生したなら、ダニが繁殖しやすい条件が整っているということ際繁殖しないようにしっかり予防をしましょう。

ダニが繁殖する理由は、湿気とエサになるゴミや汚れなので以下の方法でこれらをしっかり予防します。

  • マットレスの手入れを定期的に行う
  • 防ダニシーツを使う
  • 除湿シートを使う
  • ダニ取りシートを使う

マットレスの手入れ

マットレスの手入れを定期的に行い清潔に保つことで、ダニ予防に繋がります。

  • 寝室の窓を開け換気をする
  • 布団をめくって乾燥させる
  • ベッドシーツはこまめに洗う
  • マットレスを壁に立てかけ乾燥させる
  • マットレスの掃除機がけを行う

など、日頃の予防対策をしておくことでダニ駆除の手間を減らすことができます。

防ダニシーツを使う

防ダニシーツを使うことで、ダニを寄せ付けなくしたりダニやダニのエサを表面でブロックすることができます。

防ダニシーツは大きく分けて、「薬剤加工」「高密度織り」「防水加工」の3種類に分かれます。

プロテクト・ア・ベッドシリーズの防ダニシーツは、防水加工なので防ダニはもちろん、寝汗も防げるのでマットレスを清潔に使うことができるのでおすすめです。

\ 防水加工でおねしょなどの対策にも便利 /

除湿シートを使う

除湿シートなどを使うことで、湿気をおさえられダニ予防に繋がります。

寝汗などを吸収してくれるので、マットレスを湿気から守ってくれて寝心地の改善にもなります。

モットン除湿シートは、お知らせセンサーが付いていてお手入れのタイミングがわかりやすく繰り返し使えるので経済的です。

ダニ取りシートを使う

ダニ取りシートは、置いておくだけでダニを引き寄せ捕獲しアレルゲンもシート内に閉じ込めてくれます。

安全性が高く子供やペットが寝る寝具に使っても安心、ダニ駆除だけでなくダニ予防方法としても優秀なアイテムです。

即効性がない分今すぐダニ被害を無くしたい人には向きませんが、置いておけば確実にダニの数を減らすことができますよ。

マットレスのダニ対策におすすめ

マットレスのダニ対策を手軽に行える、おすすめのダニ対策アイテムを紹介します。

  • ダニ捕りロボ
  • ミクロガードプレミアム

ダニの繁殖予防に効果的なので、日頃のお手入れが楽になる便利アイテムです。

【ダニ捕りロボ】

置くだけで使えるダニ取りシートの中でも、ダニ捕りロボがおすすめです。

  • ツメダニも捕獲できる
  • アレルゲンも閉じ込める
  • 捕獲したダニはシート内で繁殖せずに死滅

ダニ捕りロボは、捕獲したダニを逃すことなく乾燥させ退治します。

アレルゲンもシート内に止まるので、ダニ対策の時短になるので時間がない人でも継続しやすいです。

また、人を刺すツメダニも捕獲対象なのでダニ刺されに悩んでいる人にもおすすめです。

\ ダニ捕りロボのレビュー /

\ 今使ってるマットレスに置くだけ /

ミクロガードプレミアム

ミクロガードプレミアムのボックスシーツは、高密度繊維で織り込まれダニや微細なアレル物質もブロックします。

  • 高密度生地でダニを通さない
  • ダニアレルゲンも通さないハイエンドモデル
  • 速乾性・吸湿性・透湿性に優れている

薬剤を使用していないので、小さな子供がいる家庭やアレルギーもちの人に特におすすめです。

速乾性があり洗濯しても乾きが早いので、手入れの手間が省け時短になります。

\ ミクロガード使用レビュー/

\ アレルギー対策に最適の防ダニシーツ /

まとめ

まとめ
まとめ

マットレスを含む寝具は、ダニが繁殖しやすい条件が整いやすくダニが発生し繁殖しているかもしれません。

マットレスにダニが発生したら、「退治」→「除去」→「予防」の手順でダニ対策を行いましょう。

素材により、注意すべきポイントがあるので本記事を参考に最適な方法でダニ対策をしてください。

とはいえ、分厚いマットレスのダニ駆除は正直大変です。

ダニ取りシートや防ダニ寝具を使い、日頃からダニ予防を心がけましょう。

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